小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

WEBつれづれ:頑固者です

 広告バナーやカウンター、でっかい画像やアクセス解析を初めとしてJavaスクリプトやフラッシュで構成されたサイトが嫌いという頑固者の私は、タブブラウザDonutRAPT)とProxomitronを使ってそれらをフィルタしながら日々「あ〜ぁ軽いぃ〜」という具合に巡回などをしています。しかしこのごろはメニューやサイトの内容自体がもうJavaスクリプトやフラッシュで構成されてしまい、フィルタをオフにしないと見ることが出来ないというサイトが増えてきてしまっています。ロートルな私にはちょっとムムムな現状。確かに視覚効果はありますし、見ていて楽しいっていうのは分るのですが・・・。まぁ企業のHPとかは見た目で勝負っていうのがありますから仕方ないかなぁと思いますけが。しかし、ブロードバンド時代と声高らかにメディアは叫ぶも、我が家のように基地局から4キロ以上離れていたり、賃貸などで光を導入することが出来ないというケースがほとんどだと思うんですよ。だから読み込みにちょっとでも時間がかかったりすると、そういう面では短気な私なんかは「もちょっと軽くならないかな」と思っちゃうわけなんですよね。
 最初に自分のHPを作ったときは背景もメニューボタンも画像で、旦那の作ってくれたMIDIも鳴らしていたりと今よりもずっと凝った作り(笑)でした。でも、一度Proxでフィルタされた「あ〜ぁ軽いぃ〜」な世界を見てしまうともう戻れなくなっちゃいましたね。えいっ、とばかりにそれらを全部とっぱらったのが今のHPです。まぁさすがに「小料理屋さつき」のタイトルロゴ画像ぐらいはあってもいいか〜ってことでPNG画像で(笑)小さいのをつけてますが。
 以前のHPのデータは全てバックアップを取ってあるので、今見ると大爆笑。うはー、メニューロゴとかちまちま沢山作ったなぁとか、サイトデザインを数ヶ月〜季節が幾つか変わるごとに変えていたので、それに伴って背景画像やメニューロゴとかも作り直していったり。そんな私のHPに転機が訪れたのは、Proxとの出会いもありましたがスタイルシートを使ったサイトを見るようになってからというのもあったかも知れませんね。ああ、これを使うと重くならいけどそれなりに見た目の整ったサイトができるんだなと。HPを一番最初に作成したときは、ネスケに付属していたエディタでやっていましたが、技術評論社からでている「HTMLポケットリファレンス ASIN:4774117048」を買った後はテキストエディタで書くようになりました。といっても、やはり最初は気に入ったデザインのサイトのソースを見て、気になるところをコピペしてという定番から始めたのですけれども。さて、そんな訳で結局HPでよく使うタグっていうのは決まっていると思うんですよね。色がらみ、改行、フォント、テーブル、画像、リンクくらいでしょうか。そこら辺のタグを覚えてしまえば大体簡単なものは作れちゃうし、テキスト系HPならそれで十分じゃないかと私は思うんですよ。後は多少スタイルシートとかがあればそれなりの見た目のものが出来るのではと。
 とはいえ、HPっていうのは管理者のリビドーがドバッドバッ! な場所でありまして(笑)、まぁご本人が納得してるならそれでいっかぁと最近は考えるようになってきました。私自身だって、「シンプルでなんもない、中身もない、そういう空っケツなサイトでいいんだ!」っつー意識丸出しでやって自己満足にふけっている訳ですし。また実際、企業のHPのサイトデザインをやっている人や、それを目指している人が自分のHPで技を披露というのもよくある話ですし、最近では2chなどでおなじみの「フラッシュ職人」という方もいますしね。そういうときProxは便利です。フィルターをしたいところと除外したいところを設定することが出来るので。そんな訳でよく行くサイトなどは、オブジェクトフィルターの除外リストにURLを書いておけばOK。
 しかしそんなProxを作った作者の方が今年亡くなられていたそうです。嗚呼ァ。