小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

(新規購入編)

エヴァンゲリオン9巻
そろそろ物語も終盤って感じですね。連載開始がTV放映とほぼ同じだったように思うのですが。ただ、途中途中の展開がアニメ版とは異なり、個人的には気に入っています。 今回の巻ではカヲルが猫を殺してしまうところですね。よりズキンと来るところがあります。また、レイにしても、以前の巻から思っていたことですが、ガラスの塊のようだった彼女がシンジと接しながら少しづつ変わっていく様子がより描かれているようで好感が持てます。紅茶を入れるときや、そのときにやけどをしてしまい、水で冷やしてもらうところなどですね。トウジの件は、本来はアニメ版でも多分死亡の予定だったと思うのですが、スポンサーサイドから「子供は殺さないで欲しい」という話があったとなにかの記事で読みました。しかし、あの状況で瀕死の重傷というのも・・・。映画版ではああいう終わり方になってしまいますしね。TVゆえの制約というのはあるでしょう。それにしても、以前の「クリスマスバージョンフィギュア」が沢山残っていたので今回の綾波フィギュアも手に入るかなと思っていたのですが甘かったようです。赤いオメメが怖いという話もありましたが、ちょっと欲しかったなと思っていましたから。
ブラック・ラグーン3巻
キャラが好きですね。レヴィ、バラライカ、ロベルタ、張・・・キャラの表情が豊かです。レヴィなどの、時折ふっと見せる漆黒の闇のような怖い表情・・・目の下に強調が入る感じなどはグッときますね。また、作者の方はいろんな映画などをごらんになってるなーって思います。仁義もあればウエスタンライクなところもあるという不思議な感覚。また、軍事モノ?にありがちな冷徹さなども。色々なものからインスパイアされたものをうまくミックスさせて昇華させてらっしゃるなと大変感心しますね。無論、アクションの描き方、コマの流れというとかもスピーディなところとグッと押さえたところとのメリハリのよさもありますし。今後も期待です。
ああっ女神さまっ28巻
はい、彼女たちはかわいいですし、森里君もいい人です。それは十分に分かっております。でも・・・ここ数年本の厚さも薄くなっておりますし、サザエさん現象が続くのもなんだかなという気がしないでもありません。ホウキ勝負が某ヒット小説にもしや、なんてことも感じたりしていますが、それよりもやはりサザエさん現象です。ネバーエンドというのはちょっと・・・。とはいえ、ファンが納得行く終わり方というのが見つからないというのはあるのかもしれません。