小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

世事多事:株主総会

 旦那がちょっと書いてるんだけど、たまには呼応して私の意見も書いておこうかななんてね。
 いわゆる個人株主が企業の株を買う理由っていうのは、投資か株主優待が大きなパーセンテージを占めると私個人は思ってます。つまり、株を買ってその会社に何らかの影響力を及ぼしたいというのはほぼ皆無かと。だから、株買ってその会社に何かしたいって思ったら、あのライブドアvsフジテレビみたいにドハデにやんなきゃならないわけで、そうなると個人でどうにかできる話ではないでしょうと思うんですよね。
 何か意見を会社に言うとなるとやはり銀行とか投資グループがある程度保有率をあげて取締役を送り込むしかないわけだし。ある意味「国」よりも閉鎖的っちゃー閉鎖的で、外から見えるようなオオゴトが起きない限り、外野はどうすることも出来ないっていうのが今のところの定説(笑)じゃないかな。
 だからまぁ、やばいとおもったら売り払うか、あくまで株主優待セットを期待して、株価に目をつぶって保有し続けるか、どちらかしか個人株主に選択肢はないと思いますね。無論、オオゴトになれば、個人株主が集まって訴訟を起こすことも可能ですが。ただ・・・民事でよくある話で「いくら判決がでても、ないところからは取れない」っていうのはありますし。難しい所と言えばそうかも・・・

 そんな訳で、社会はキタナイ。だからこそ、若い衆はヒーローを求めたり、ヒーローになりたいと思っているんだなと思いますね。そして社会人になって、ヒーローは居ないと失望していくという感じなのでしょう。
 無論、国の法、人の法というものが遵守されるべきだとは思っています。が、世界を構成する様々な「モノ」が多様でなければ、ちょっとした原因で総倒れになりかねないというのもあります。ジレンマっていえばジレンマかも。まぁ世界がそういう仕組みになっているんで、とりあえず個人レベルではどうすればいいかっていえば「悪を知って悪に染まらず」という生き方なんだろうねという風に思います。直線番長よりも、幾つもあるパイロンをすり抜けて行くような。ま、それでも染まっちゃう人はいるだろうけど・・・それも世界の多様性を形作っているのだから、としか言いようがないかな・・・
 とはいえ、それだけでは世の中はツマラナイ。あたしみたいに世事に不感症な人ばかりではね。わはははは。ゆえに、旦那のようにズバッとした物言いをする人がいないと面白くないんだけど。てなわけで、頬杖ついて旦那のコメントを読んだりしているわけでした。