小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

ウツ/うつ病/鬱病:ウツの波。

 ちょっと落ち着いたので、ウツの話の続き。・・・ううむ、薬の在庫が切れてきたから早い内に病院行かないと。大体2週間に1度のペースで通院しているのですが、本当に症状がひどいとそれほど遠くない(自転車で15分かかるかかからないか)の病院に行くのでさえおっくうになるんですよ。というか、扉を開けて外に出るという行為そのものがすごい高いハードルのような・・・行かなきゃいかんっつのは分かるんだが、あかん、出れん・・・みたいな。まぁ薬がないとさらに大変なことになるので今週中にもなんとか。

★ウツであることを含めて、今の自分を素直に受け入れるという難関
 ある意味自己嫌悪との戦いなのかもと思うことも度々あります。が、100%の人間なんてこの世に居ないとその度思い直すのです。良い所も悪い所もあるのが人間なんじゃないかなと。で、ウツである自分というのも自分の中のひとつのファクターなんだと受け止めるという風に私は思うようになりました。そりゃあ、ウツから解放されたい、けれども自分の現状ではそれはかなり難しい・・・しかも「ウツである自分」だけを自分の中から切り捨てるなどという事は絶対に出来ないですし。ココロの仕組みはそんなデジタルなものではありませんでしょうから。

 が、そこに至るまで・・・そして一度「まァそういうことなんだろうな」と思い直したとしても、ウツが酷くなるとまた自己嫌悪とウツ・・・心身から魂を解放したいという願望との戦いが再び起きます。その繰り返しです。確かに苦しいです。が、担当医や心理療法士等のスタッフや、理解ある周囲の方々の支え、そして後日書く予定(笑)の「それぞれの救い」で何とか戦い抜くことができるんじゃないかと今、感じます。

★晴れたり曇ったり
 治療を開始した頃はよく、「どんな時にウツっぽくなりますか?」と尋ねられたりしました。今では、月のもの・・月経(子宮筋腫で子宮と卵巣を一個を摘出しましたが、それでも卵巣が一個残っていますから起こるんですよ)の前、いわゆる月経前症候群的に起きたり、辛いことがあった時期などにふとそのことを思い出したりしてウツが出たりするんじゃないかなぁと考えています。でも・・・はっきりとはよく分かりません。まるで天気のようです。大まかな予想はつくのですが、急ににわか雨が降ったり、朝方ふと冷えたりというような感じで、急にウツが出るということはあります。でもそのことが悪いとは思いません。人のココロとは不安定なものですし、ココロの病気なのですから、ウツの予測がつかず不安定なのはむしろ自然なことじゃないかなと思います。

 ただ、雨が降る前にどんよりとした雲がでてきたり、風に湿り気があったりというように、ウツの前触れのようなものは感じます。そんなときには頓服を飲んだりしてなるべく症状が酷くならないようにと祈ります。その、「前触れ」のようなものはなかなか伝えづらいものがありますし、きっと個人差もあるでしょう。ただ、治療が進むにつれなんとなく掴めてくるのではと思います。