世事多事：壮大なネタ、そして爆笑

　絶対日本じゃぁ考えられないけれど、こんなネタはそうそうないよネ、というのを。「ＣＮＮ-ｊｐ：こぼれ話：加新首相装う電話を仏大統領受け取る、後で爆笑」
　うーん、詳しいことは分からないのですが、カナダの次期首相ということで、政府の施設内からの電話でなくてもフランス側に電話を受けてもらえたというのがあったのでしょうか。多分いけるかな・・・いけたらいいかな、程度の考えで始まったのかな？　にしても、この、カナダの人気ラジオ局の男性司会者（２５）がスゴイっていうのはあるけれど、最後のネタばらしの折に「ゥワハハハ！」（想像）と爆笑して締めたシラク大統領がね。国内の不穏なネタが多かったから、どちらかといえば、壮大なネタではあるけれどポジティブなネタではあるし、個人的にもおもしろかったっていうのはあるのかな。あと、やっぱり日本とちがってこういうネタはゆるしちゃうっていうか、一緒に楽しめちゃう、楽しんだモン勝ちっていう「根っこ」ができているんじゃないかな？　そういうのすごくうらやましいって思いますね。笑えないイタズラネタはちょっとアレだけれど。こういう、許せちゃうネタは大歓迎っていうか、色々世知辛い世の中だし、こういうネタを聞くといいよネとか思います。
　おっと、もし同じネタを小泉首相に仕掛けたら・・？　はてさて、小泉首相的にはきっと分かってくれるかもしれませんが、日本政府としてはカンカンに怒りそう。ま、フランス政府も怒ってる人がいるかもしれないけど・・・まぁ、どんな場所でもそういう「さぷら〜〜〜ィズ！！」についてニヤリと、腹を抱えて、笑い涙を流しながら、爆笑してほしいって思います。笑いが無いと、ほーんとさみしいですしね。
　同じＣＮＮ-ｊｐのこぼれ話に、「総選挙までの「セックス断ち」を宣言、イタリア首相」というのがありましたが・・・　違う意味でのネタに事欠かない首相だよねーみたいな。日本政府・政界も、もっとこういうネタ的人材がいてくだされば！　と思うわけですよ。福田元官房長官、もうすごかったね。記者会見の時の映像放送時間、かなーりあったもんね。天然でああいうキャラなのか、なんていうか狙っていたのかはわかりませんが。真面目な話題に真面目に取り組むのは基本であり守らねばならないことだけど、その折々に機転の利いた「返し」があったりというのは絶対押さえて欲しいなと思います。
　というか、バラエティ番組の「ほとんど作られた笑い」っていうより、機転とかヒネリとかそういうネタでの笑いが欲しいんだけどね。