小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

WEBつれづれ:ソリトン。そして自分の小説に使うガジェットについて。

 私は、
 壊滅的までに理数系の話がわからない
 人間なんですけれども、SF好きだし、ガジェット好きなもんだから、何かのヒントにならなかなぁという下心を抱きつつ読んだりします。・・・・まあ、大抵、やっぱり理解できなくて、あれは一体なんなんだろうと頭を抱えるわけなんですけれども。
 で、今回もそういう話がスラドに載っていて、分からないなりに興味深く読ませてもらいました。
 「スラッシュドット ジャパン:神経は電気ではなく音を使う?」  んー? 確かに私も「カエルがぴくぴく!」っていうので、神経って電気信号みたいなノリなのかなぁっていう話は学校で習った記憶があります。で、ここで出てきた「ソリトン」という単語がどうやらミソのようなんですが・・・。
 ソリトンというと「Amazon:ソリトンの悪魔〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト)」を思い出しますね。映画の「Amazon:アビス完全版 [DVD]」ほど、ゾゾゾゾ・・・とくるお話ではなくて(私は窒息とか密閉空間とかダメなんですよ。アビスはその描写がけっこうキましたから)、けど、それなりにドキドキ感ありのバランスのとれた作品ですね。オススメです。
 っと話がそれましたが、私が現在書くのをを放置している話に使ってるガジェットのひとつ「生体素材」にこの話は少しヒントを与えてくれそうです。けど・・うーむ、難しくてやっぱりきちんと「生体素材」の仕組みはまだキッチリ作れないですね。まあ、SFガジェエットとしてはありがちなモノになっていると思うので、読み手が「あー、いつものアレか」って分かってもらうことに期待するしかないのかな。とほほ。本当は冗長にならない程度に仕組みなどは説明しておくべきだと感じてはいるんですが。それがストーリー世界への没入に役立つのではと思っているので。
 そういえば、この話のスレでウケたところは

海の不思議 (スコア:4, おもしろおかしい) Anonymous Coward のコメント: 2007年03月12日 13時10分

海は脳と同等の知性を持った巨大な活動体と言えるだろう。
神経電波に相当する海中の情報伝播は、イルカが発する音声が担っている。
つまり、情報はイルカに乗って海中を伝播しているのである。

ま、お察しの通り、「海のソリトン」というオチなんだけども。

 スラドはこういうニヤリとさせられるコメントがあるから大好きなんですよね。