小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

凡桃俗李・形影相憐:やっと、少し落ち着いたかな。

 旦那の方のblogにある様なことがあり、やっと私もひと息つけました。それでも「来年の今頃は、いや、半年後は一体どうなっているのだろう」と不安はあります。
 病気のほうも、気を緩める事はできず、ちゃんと通院等続けねばならないこともありますし、体力も気力も落ちていっています。嗚呼、歳をとっているなと。若くはないという言葉よりも、壮年という時代から年寄りへと向かっているのだろうと。「熟年」という単語は好きではありません。熟すというのは、例えば果実なら食べ頃で美味いというイメージがあります。そりゃ、収入もそれなりにあり、子供達も良い就職先なりで安定したり、良い相手に巡り会って結婚し孫も生まれ、健康にも恵まれ……というのなら、熟年という単語も合うでしょう。だけれど、この厳しい時代、そういう人は少ないのではないのでしょうか。あえて「熟年」と言い聞かせ、眼を背けているのではと嫌な風に思ってしまいます。
 それにしても、金・金・金。歌じゃ無いですけれど、本当にお金がかかります。そして、私たちが支払ったお金は最終的にどこに溜まっているのだろうと。
 例えばネズミ講なり悪徳商法で荒稼ぎした人達のお金、暴力団がかき集めたお金、大会社が儲けたお金、政治家がもらって、そして誰かに手渡したお金。一体どこへ行っているのでしょう。海流のように廻るだけで、溜まってはいないのでしょうか。それとも……
 まあ、何度も書いていますが、この地球の人類は滅びの道を進んでいます。そりゃあ何事にも永遠はないけれど、個人的には人類はもう初冬の時代に入っているのではとも思うのです。春がくるとすれば、それは今の人類ではなく、他の生命の時代でしょう。それが何かは分かりませんが。