小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

WEBつれづれ:身近な危険について

「 【東京】多摩川の中州に少年2人が取り残される-台風の影響で増水 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1340167501/」 のスレにあったですが、思わずう〜んとうなってしまいました。

10 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/06/20(水) 13:48:02
1月=おじいちゃんのどに餅詰まらせる
2月=雪下ろしの最中に屋根から転落
3月=免許取り立ての18歳無謀運転
4月=花見で急性アル中
5月=帰省ラッシュの渋滞で玉突き事故
6月=田んぼの様子を見に行って用水路に流される
7月=パチンコで子供蒸し焼き
8月=DQNの川流れ
9月=バーベキューでカセットコンロ爆発
10月=毒キノコを知らずに食べる
11月=山菜取りでクマに遭遇
12月=軽装で雪山に登って遭難

 学校っていうのは、今後の人生に役立つ事柄をもっと教えるべきだと思うのですけれどねぇ。そうすればこういう「ブラック風物詩」も減ると思うのですが。
 対策として個人的に思うのは
1月=おじいちゃんのどに餅詰まらせる=餅等を喉に詰まらせたら、掃除機のブラシを外しパイプにストッキングをかぶせて喉に入れて吸い出す。
2月=雪下ろしの最中に屋根から転落=高齢者住宅の雪下ろしボランティアを気軽に頼める仕組み作り。
3月=免許取り立ての18歳無謀運転=車メーカーも協力して安全運転啓発をローティーンの頃からたたき込む。現実の死亡事故現場の映像付きで。
4月=花見で急性アル中=アルコールや違法薬物、脱法ドラッグの危険性の啓発活動強化。
5月=帰省ラッシュの渋滞で玉突き事故=祝日としてのGWは変えず1年の内3〜4日連続休みが取れる社会作りへ。また、休みにどう過ごすべきか考え直すことも大事なのでは?
6月=田んぼの様子を見に行って用水路に流される=農協などが啓発活動するしかないのでは?
7月=パチンコで子供蒸し焼き=パチ業界爆発してほしいけど、とりあえず店員か駐車場警備員がこまめに巡回するしかないのでは?
8月=DQNの川流れ=実際に取り残されたり等の水害にあった画像を使った啓発活動。
9月=バーベキューでカセットコンロ爆発=バーベキュー可能な場所以外でのBBQ禁止をすすめつつ、巡回かなぁ?
10月=毒キノコを知らずに食べる=NHKの趣味番組や趣味系雑誌で啓発して欲しい。
11月=山菜取りでクマに遭遇=上記と同様。また、都市部だろうが田舎だろうが自然の恐ろしさを子供の頃から学校で教えて欲しいと思う。
12月=軽装で雪山に登って遭難=救助費用の取り立て、入山管理の強化。山岳ガイドへの教育強化。装備販売ショップでの啓発活動強化等。
 タイトルにも書きましたけれど趣味の良いところだけを楽しそうに話し、記事にしたりするだけではダメだと思うのです。自然の恐ろしさ、何かを取り扱うときの危険性、万が一の場合に備える事の重要性。そういうものもちゃんと記述して欲しいしと思いますね。
 特に、山については、入山時に管理費用を徴収し、入山者の出入りを管理する管理事務所をしっかり機能させて欲しいと思います。また、ガイドについても公益社団法人日本山岳ガイド協会がやっている資格を持つなど、教育をしっかり受けた人がすべきですし、山ツアーをやっているツアー会社サイトは、自社で雇っているガイドについて、通販サイトのように、山岳ガイド協会のどこまでの資格を有しているか、ガイド名簿を掲載すべきだと思いますね。そしてツアーごとにどのガイドが同行予定か記載してほしいです。
 また、登山グッズはスポーツ系量販店にも売ってますし、そういう所だからこそ啓発活動をしてほしいですね。定期的に啓発イベントをして、講師を招いてトークショーをしたり、必要なアイテムをパックにして販売したりとか。
 小学校の山登りのとき、雨の中の下山で山道から落ちてクマザサのなかを滑り落ちていった自分だからこそ、本当、自然は怖いと思うのです。あの時は先生の判断で途中で引き返したのですが、それでも木の狭い橋から川に落ちてしまった子とか、擦り傷とかした子はそこそこ居たりしました。天候自体そもそも不安定で実施すべきではなかったと今振り返って思いますが。
 ちなみに、クマザサの下はどういう状況の場所だったのかわかりません。深い沢へと続いている感じではなかった記憶はあります。しかし、12歳の自分にとっては、いきなり雨でグチャったゆるい坂道から急にクマザサのジェットコースター状態になるというのは大変なショックでした。案外浅い沢だったかも知れません。でも、先生が「おぉおぉい、大丈夫か」と手をさしのべてきてくれたときは「助かった……」と思いました。それ以来、寺社へ参詣する目的以外で山道を登ったことはありません。そして、自然は怖いというのを折々に周囲の人に話しています。