ＷＥＢつれづれ

　Winnyの作者が逮捕された件で色々な場所で色々な話が交わされているようですが、毎日新聞のＷＥＢサイトにこういう話が載っていました。「発信箱：ウィニーの責任」　多少、例えのスケールが大きすぎるような気もしますが、確かに言わんとするところはわかります。第１次大戦後、戦争の度に何らかの技術が進んでいったということを完全に否定できることはできないでしょうし、また、普段使っている道具・・・包丁、いわんや鉛筆一本でさえも凶器にしようとすればなってしまうというのはよく言われる話です。そういえば、アメリカでiPodで男性を殴り殺してしまったという話がSlashdotJAPANにありましたねぇ。
　とはいえ、このようなことが起きたとしても、Napsterから、いやそれ以前のＷＥＢストレージサービスなどを利用したアップロード／ダウンロードの行為というのは止まないと思いますし、Winnyも、ユーザーが居る限り止まないのではと個人的に考えています。まぁ、面白いアイデアのWinny向け？　ウイルスがでましたけれどね。
　個人的には、この作者のような方を住基ネットなどの開発者に迎えて脆弱性を叩きなおしていただくほうがいいのにと思います。ＦＢＩに協力する（せざるをえなくなった？）ハッカー（クラッカー）みたいだね、というのではないでしょうけれど、やはりキ真面目な方よりも柔軟性のある方のほうがこういうセキュリティに非常に気を使うネットワークがらみの仕事には大変重要なのではと素人なりに思ったりします。