小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

ファイブスター物語/FSS/F.S.S.:ダ・ヴィンチ11月号/モデルグラフィックス10月号?

ダ・ヴィンチ11月号
 期待をしていたのですが・・・やはりごく普通の特集だったなって感じです。いわゆる、一般向けへの紹介という感じで。インタビューも特に過激なことを連発なんてことはなくて、「FSSはヤヤコシイというイメージがあるけれどそうでもない、しかし、ちゃんと色々考えて作っているので、よく噛むとそこら辺がわかってくるんで読んで下さい」って感じでした。また、読書ファンのための雑誌という性質から、FSSと似た波長っていう感じのの書籍を紹介しているのが良かったですね。勿論、砂の惑星デューンやエマも入っていてOK! また、今まで音楽とかの方でのナガノセンセの「俺話」はあったのですが、本に関してはあまりなかったかも。その点についても触れてあって、シャーロック・ホームズ・シリーズと北杜夫先生の著作に強く心を惹かれているという記述が興味深かったです。
モデルグラフィックス10月号?
 ちょっとしたオフ会でささっとインタビューだけ読ませて頂いたので、正確には何月号かチェックしてません。できれば手元に置きたいけれど、もう最新号が出てしまっているので難しいかな。こっちは言いたいことズバズバ言ってますね。ファクトリーズ・アライアンスの話がらみのこととかで「あーもー!」とか怒ってたり(笑) まぁ、この話は前々からナガノセンセが言っていることで、私も同意する点なのですが、原型を制作するときにあまりにもナガノセンセのデザイン画や原作のシーンにとらわれすぎてはしないか、とか、「俺流」っていうのをもっと出してもいいんじゃないかとか、絶対だれもこんなヤヤコシイもん組みたくねえヨ! と言わせるくらいの破滅的超こだわりとか、そういうものがないよ、っていう感じの話がでていましたね。以前、TOJかで海洋堂ブリスターパックがなくなっちゃたのも、「FSSの立体物はおもちゃみたいに簡単に手に入れて欲しくない」とかいう話もあったような。

 私自身、以前はボークスのファンだったのですが、造形村という感じでほぼ工房作業的になって個性が感じられなくなってしまった時からこころが離れていってしまった部分があります。以前のキットをあつめたファクトリーズから黄金騎士伝説のあたりまでは、嗚呼ッ、って思うキットが幾つかあるのですけれども、最近はとんと。ワンフェス等のイベントに行ったことがないので、そういう場ではもっと「おっ!」というキットがあるのかも知れませんけれどね。それゆえ、一度尋ねてみたいっていう気はあります。NT誌でワンフェスの後などに一部紹介していますけど、やはりもっと詳しく見たいですし。
 ただ、一番残念っていうか悔しいのは、自分にキットをくみ上げる技術とかがないことでしょうね。やれば出来るかも知れないけど、ただでさえ本だらけでどうしょうもない部屋で、しかも懐も厳しいという状態だし。また、飾る場所もないですしねえ・・・。とほほです。