小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

凡桃俗李:時間は過ぎていく

 久々に、棚の上にある観音さまの御影(写真)の前で手を合わせ、ろうそくを灯し、お線香をたきました。そして短い陀羅尼。死との境界線のギリギリをふらふらとする私にとって、こういう宗教的な救いは大変有りがたいことだと感じています。熱心な信仰者ではありませんが、こころのどこかにいつも祈りというもの、観音さまの慈愛を感じています。歳を取って、親しい人と離れていくことが多かったり、辛いことが増えていくのは仕方のないこと。無限の次元にいらっしゃる仏さまがたは、時間というものに挟まれている私たち衆生を見守りつづけて下さる・・・だから、どんなときにも見えないけれども側にいてくださると信じているから、あぶない境界線をふらふらとしても、なんとかこちら側にとどまているのでしょう。
 また落ち着いたら西国の続きを巡りたいものです。