小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

世事多事:呆れたがコピペしておく。

 やっと柳田稔法相辞任ということで。仙谷官房長官を崩すにはまだ時間がかかるかもしれませんが。
 「毎日jp(毎日新聞) :柳田法相:軽口癖は以前から指摘」

 ◇14日の発言要旨

 柳田稔法相が14日に広島市で開いた国政報告会での発言要旨は次の通り。

 (菅改造内閣の組閣の日の)9月17日、私は大臣になることはないと大酒を飲んでいる時に電話があり「おい、やれ」と。「ええー」って言った。何でオレなの。皆さんもそう思っているでしょうが、一番理解できなかったのは私です。

 私はこの20年近い間、実は法務関係は一回も触れたことがない。触れたことがない私が法相なので、多くの皆さんから激励と心配をいただいた。ちなみに法相はほとんどテレビに出ることはない、本当に。だったら務まるかなと思った。

 法相っていうのはいいですね。(国会答弁では)二つ覚えておきゃいいんですから。「個別の事案についてはお答えを差し控えます」。これはいい文句ですよ。これを使う。これがいいんです。分からなかったらこれを言う。で、切り抜けてまいりました。まあ実際の話、しゃべれないもんで。あとは「法と証拠に基づいて適切にやっております」。まあ何回使ったことか。使うたびに野党からは攻められる。「何だそれは。政治家としての答えじゃないじゃないか」とさんざん怒られてます。

 ただ、法相が法を犯してしゃべることはできない。当たり前なんですけどね。「法を守って私は答弁しています」と言ったら、「そんな答弁はけしからん。政治家だったらもっとしゃべれ」と言われる。はあ。そうは言ってもしゃべれないものはしゃべれない。

 大臣就任の知らせって、こんなノリなんですかねえ。政治家になったことがないのでわかりませんが。国政報告会っていうお題目がついてるんだから、もうすこしシャキッとしたことが言えなかったのかなと思います。真面目な話にすこぉしウイットを入れるのがいいのであって、こういう軽口でヘラッヘラッとした話をすべき場ではないと思うのですが。身内しか来ないのかなぁ。それじゃオフ会じゃないですか。
 うーん。わざと上の地位に就けて、そこから蹴落とすというような、一種の見せしめ、政治家生命を短くさせるような人事をしてるとしか思えないですね。自分は、その「蹴落とし」の次のターゲットが公安の長だと思いますけれども。ですが、それで右往左往させられる人達にとってはすんごい迷惑ですよね。
 政治はジェンガじゃないんだし、そろそろ腹を括って欲しい所です。