世事多事：東日本大震災

　今回の東日本大震災では、この日記を書いている時点で、１７００を超える方が死亡・不明なのだそうです。今後、孤立地域や海岸の捜索が広がるにつれ、被害が大きくなるでしょう。
　地球は生きています。その証の一つが地震です。でも……悲しすぎます。確かに人はいつか死んでしまいます。自分の両親も病気と闘い、まだこれからという時に亡くなりました。しかし、自然災害で命を、大切なものを急に失いそして、生活そのものがめちゃくちゃになるというのは遙かに恐ろしく、悲しいことだと思います。
　自分自身も「喪失感」や「見捨てられ不安」など、ＢＰＤの症状で悩んでいます。今回の災害の被災者の皆さんも、阪神大震災の被災者の皆さんと同じようにＰＴＳＤや喪失感などの「こころの痛み」で辛い思いをなさるかもしれません。それを思うと自分のこころも痛みます。
　そして、インフラ復旧のために尽力している皆さんのこと。そのことも忘れてはなりません。特に福島原発の職員の皆さんは、きっと放射能をかなり浴びつつも、これ以上の被害を出さないようがんばってらっしゃるに違いありません。もしかしたら、被曝することで命が短くなるかもしれません。けれどそれでも、がんばってらっしゃるのではと。なんとか炉が落ちついて欲しいと思っています。他の方々も命をかけて、命を救おうとなさっているでしょう。自分は祈ることしかできません。二次災害が起きぬようそして、大きな余震や津波が来ないよう祈るしかできません。
　西日本に居る自分には、節電すること、デマにおどらされないことなどしかできません。生活に余裕があれば日本赤十字へ募金したい所ですが、私生活が逼迫していますのでそれもできず。兎に角祈ることしかできません。
　本当、一日でも早く事態が落ちつき、仮設住宅等や医療機関での治療等、救護活動がスムーズにすすみますようにと願っています。