世事多事：花道

　個人的には、民主党政権は次の総選挙で窮地に立たされるだろうと思っている。自民党が巻き返すかどうかは分からないが、民主党が厳しいというのはあるだろう。
　さて、民主党については特に興味が無い自分なので先日の代表選についても特に記事を追いかけることもしなかった。とはいえ首相になる人についてはさらっと知っておくべきだろうと思い、ウィキペディアを見ておいた。野田佳彦氏は空挺出身だったんだなぁと。親子二代の自衛官だったようで。そして松下政経塾卒とのこと。ガセネタメール関係や政治資金がらみなどの問題はあるものの、2chネラ的には美味しい「中国に対しては毅然とした態度」を持っているもよう。ただし、首相になった場合、それ以前の主張で動くことができない場合もあるから、大陸問題については過度の期待はしない方が良いかも知れない。
　民主党を応援している人には怒られるかも知れないが、次回総選挙で民主党政権が一旦終わるとなれば、ある意味「花道」を通る人なのだろうと思う。だからこそ、良い終わり方をして、一旦政権を手放すことになっても、今回の民主党政権時代を顧みてよくよく反省し、良い人材を作り上げ、集めてもう一度チャレンジすればよいのではと思う。
　今の日本の政治に必要な人材……なんだろう。兎に角、ピンと来る人さえいないのだ。３人寄れば文殊の知恵というが、政治家が３人寄ってもどうにもならない、それが現状だと個人的に感じている。いかに70年代以降の教育が悪い意味で平凡な人を量産し、普通の生活を送るには何も問題無いが、逸材や秀才という人が生まれにくくなってしまったという状況を産んでしまったのではと疑問を抱かざるを得ない。自分もまた、その教育の中にあったわけだけれども。
受験合格者量産産業なんてクソっ食らえだ。