世事多事：大阪市長、大阪府知事選挙：選挙結果は入口にしか過ぎない

　このところ体調が悪く、本当なら寝ていたかったのですけれども……　とはいえ、例え居住歴が短く、地元の人間ではない異邦人であっても、やはり選挙には行かねばならないだろうと思って投票してきました。ついでに買い物も済ませて、おでんを仕込むと疲れてまた眠ってしまい……深夜起きると結果が出ていました。
　市長・知事両方とも維新の会側の勝利で終わりました。が、問題は年明け、もしくは年度開けでしょう。そして、現在の民主党政権に対する評価のように、数年以上見守らねば分からないことです。
　ロシアの赤の広場で、ソ連旗を振って「あの頃の方が良かった」とデモをしている人のように、以前を思い出して嘆く人は出るでしょう。何故なら、100%の人を満足させる政治などないと自分は思います。いつの世、どこであっても、自分が居住している国や地方自治体等の政治に不満を持つ人はいるでしょう。仕方がありません。人が多様性を持つ限り。
　大阪に住む異邦人として、自分はアツクなることなく、静かに見守りたいと思います。市議会や府議会の選挙があれば、その折々に民意は票となって出ることもあるでしょうから。出来れば、今回投票をした人が、自らの一票の重要性を心に置き、続く選挙も出来るだけ投票して欲しいと思います。
　Twitterで橋下氏にpostをするのも良い方法のひとつでしょう。しかし、投票はそれよりも大切だと個人的に思うのです。