小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

世事多事:玉石、ふるいに掛ける?

 大阪維新の会は国政に出るべきじゃ無いというのが自分の考え。
 しかし、例えば……国政に出るぞ出るぞと「出る出る詐欺」をして人と金と衆目を集めることは可能かもしれない。そして、維新の会に集まった玉石を「国政」がかかっている選挙でふるいに掛け、「国政で落ちたんだから残念ですが」と「石」だった人の方から去ってもらうよう仕向けることも可能かも知れないと、腹黒い自分は考える。他にも、大阪都を連呼して石原都知事をピリピリさせ、そしてピリピリした石原都知事の口から反発の言葉という「宣伝」効果を得ているのではというのもある。
 維新の会は近畿を平らげて満足して欲しいと思っているけれど、そのためには全国規模の衆目が必要なのだろうというのは感じる。近畿で地道に活動することは大事だ。が、近畿に金を流入させるためには、大阪に根を下ろす企業や人を増やさなくてはならないだろう。近畿へ「富が流入」し、そしてそれらの所有者が維新の会を支持すれば、維新の会へ金と人が集まるからだ。となるとやはり全国規模のメディアなりネット等で維新の会を取り上げてもらわないといけない。で、手っ取り早いのはやはり国政に出る出る詐欺じゃなかろうかと。
 また、それは維新の会の旗の下に集まった人員整理にもなるだろう。実際に選挙が行われたら維新の会所属の人々それぞれが「玉」と「石」にふるい分けられ、「玉」になったとしても、玉なりのランクというか質がもう少し見えるはず。
 兎に角、維新の会は国政に本格的に出るべきでは無く、近畿を平らげることに集中すべきだと思う。だが、そのために全国規模の「仕掛け」を行う事に対しては仕方が無いと自分は思う。
 だがもし維新の会が本格的に国政に注力して近畿を平らげることを二の次にするなら、自分は次の大阪市大阪府の選挙で維新の会は支持しない。