小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

WEBつれづれ:ファーストサーバー事件、まとめがでたのでコピペ

243 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/06/26(火) 21:12:58.46 0
  ここまでのまとめ。
  
  IT業界の常識にとらわれない、驚愕のファーストサーバクォリティ
  
  ・RAID1を、本番系/待機系と称していたこと
  ・実サーバのように見える広告で、仮想サーバを提供していたこと
  ・同一筐体内の内蔵HDDにレプリケーションすることをバックアップと称していたこと
  ・↑の実態にもかかわらず、外部サーバーにデータを保存している旨の広告を打っていたこと
  ・そもそも、「バックアップ」に脆弱性のメンテナンス実施する運用を行っていたこと
  ・スケジュールでの自動レプリケーション以外でも、人為的にユーザデータ(バックアップ)を改変可能な運用であったこと
  ・本番環境のメンテナンスには、検証環境でテストを行ったスクリプトとは異なる、改変したスクリプトが必要な環境や運用であったこと
  ・検証環境でのテストは、他環境への影響確認を行っていなかったこと
  ・事故発生後、事故HDDで直接サルベージ作業を行っていること
  ・サルベージツールの仕様を理解しないままサルベージ作業を行っていたこと
  ・また、サルベージ結果の内容を確認せずリカバリデータをユーザーに提供したこと
  ・事故HDDをあっさり初期化して再構築に利用していること
  ・交換用HDDが調達できていないサーバは、未だに事故HDD(バックアップ)が外されている様子がないこと
  ・初期化完了をユーザーに伝えた後、無連絡のままFTPやPOPのサービスを止めたこと
  ・「お客様作業(バックアップ)不要」の記述のある広告や「シェル(TELNETSSHなど)はご利用いただけません」との
   記述があるのに、約款上は利用者(客)側のバックアップを強要していること
  ・同様に、利用者(客)側のバックアップでの再構築を求めていること

 あと、何かあるかな?

 自分はさすがに自作派でも環境構築屋でもないのでここまでくるとわけがわかんないんですが、事故ったHDDをそのまま使っちゃうっていうのはさすがにまずいんじゃないのという所位は分かります。また、自分もHDD壊してサルベージ失敗した経験があり、今のPCを購入したときのHDDがそろそろ交換時かもねーとかぼんやり思ったりするんですが…… 個人の環境なら「わああああエロ画像布団だあわああああ」で終わりですが、仕事関係のデータは「あわわだわわ」で済みませんからね。ファーストサーバー側の補償内容についてボチボチでてきましたけれど、アレで納得しないお客さんはいるんじゃないでしょうか。ファーストサーバー側からみて「ぺーぺーな客」であっても、そのお客様から見れば大ごとなわけで。
 ある程度まとめも出てきましたし、個人的にはこの一件について書くことはしばらく無いと思いますが、本当、出来るだけデータが復旧することを祈って止みません。それと、クラウドを利用するということのメリット/デメリットについてよく考える機会になったとも思います。