小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

ゴ◆メオ? そして薬に頼らざるを得ない哀しさ

 いつものようにZAKZAKを読んでいるとこんな記事が。 「ZAKZAK:新宿に来てた茨城県警巡査長、麻薬“ゴ◆メオ”持ってた 」 ゴ◆メオってなんじゃらほい? とおもって調べてみると、どうやら「5-◆MeO-◆DIPT」という、ちょっと前までは「麻薬〜」の関係法で指定されていないドラッグ、いわゆる脱法ドラッグだそうです。粉末状ですが苦いらしいので、使用するときはどうやらお尻の穴にムギュ* っとなという感じだそうで。詳細ははてなのキーワードに。でもこのキーワード説明には、法規制されたこと書いてないんですよねえ・・・
 さて、私はまぁ、ウツ病だからっていうことで向精神薬を処方されて飲んでいる訳ですが、「こんなん、どうしてフツーの人が飲みたがるんだろ?」と思います。自分がウツだからそう感じるのかな。処方は変わっても10年、ウツの為の薬を間断はあれど飲み続けている・・・飲み続けないとやっていけない身としては、そんなもん飲まずに生きていけるほうがうらやましいって思いますね。なんていうか・・・薬に頼らないといけないという、依存しているという辛さっていうのがあります。確かに私は医師から正式に処方を受けているわけだから、なんら後ろめたいことはないのだけれども、医師の診察を受けず、ウツとも診断されていない一般の人の手に渡れば違法になるシロモノなわけで。
 治りたいな、とは思っています。その一方で、治療を開始するのが遅かったことや、こころの中の病巣が複雑なこともあり、死ぬまで続くかもとも思っています。つまり、こういう哀しさっていうのをずっと感じ続けていくんだろうな、みたいな。
 麻薬の依存から抜けきれない人のこころの動き? というか気持ちというか、そういうのもほんの少しわかるような気がします。とはいっても、あの恐ろしい禁断症状というのは体験したことがないのでわからないのですが、薬を切らしてしまった時の不安感、ウツが出て心身がグラグラして、グワングワンして、ゾゾゾゾゾとなって、いてもたってもいられない状態っていうのはありますし・・・
 だからどうか、医師の診断を受けずにそういう薬を飲んだり、麻薬等に指定された薬物に手を出したりしないで欲しいって思うのです。身体に依存性がなくても、心が依存してしまうんです。ないとやっていけない、哀しいルーチンに掴まってしまうんです。逃げ出したい、でも逃げれない哀しいルーチンに。法規制されてるからとかそういうんじゃなくて、本当に哀しいんです。本当に。

赤城高原ホスピタル
 アルコール依存症の治療を中心とした病院ですが、各種依存病についての情報が沢山掲載されています。
 マスコミでもよく取り上げられている病院ですね。
東京都福祉保健局健康安全室薬事監視課:思春期の薬物乱用防止
 大麻・M_DMA・薬物中毒・違法ドラッグ・ガス吸飲等の危険性について説明。
麻薬・覚せい剤乱用防止センタ
 「ダメ。ゼッタイ。」でおなじみのところ。

2009-06-21追記:薬物の名前検索でこられる方が多いので、一部修正を入れました。