小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

WEBつれづれ:酒とウツ

 2chニュー速+のスレ「【マスコミ】 フジテレビ系の高知さんさんテレビ、朝8時半から2時間半も放送不能に…「とくダネ!」放送中に画面映らなくなる」というスレを読んで「電波ジャック」を思い出し、 それで検索してたら危ない1号のライターさんのお一方のサイトがヒットし、「ああ、この方まだ閉鎖しないでやってるのかー」と日記を読ませて頂くと。む? こころの病気等々。病気を機会にお酒をやめた等々。むぅ。
 自分は、20代前半に自分で「自分はきっと何か精神病ではないだろうか」と思い、自覚して精神科に一歩踏み出したこと、そしてなにより中学生の頃から始まったアトピー性皮膚炎のせいで、「アルコールを飲む→汗をかく→かゆくなる→苦しいほど辛い」というのを経験しているためか、それともただ単に飲む金もなかったからか、食事とアルコールを一緒に摂ることがプリントされてしまったせいか、アルコールに深入りすることはありませんでした。しかし、ウツで悩んでいる人の中にはアルコールに深入りしちゃう人もいるようですし、それを家族が見過ごしてしまうという話を聞くと、ううむ、と唸ってしまいます。
 薬による鎮静は穏やかなものです。なにしろ「かゆくならない」。アルコール、いや、食事を取ったり動いたりして汗をかいただけでも、アトピー性皮膚炎の症状が酷いときはかゆみに悩まされます。……自分が外出したくない=動きたくないのは、そのせいもあるかも知れません。ともあれ、自分はアルコールによる酩酊よりも、薬による沈静を選びました。
 社会人1年目で郷里に帰ってきた頃あたり〜精神科へ行くことを決意するまで辺りが一番酒量が多かったかも。自室で読書しながら飲み飲みした、少なめのウオッカ半瓶強が最高記録でしょうね。ワインなら1瓶。そこからガクンと落ちていって、今ではワイン半瓶飲んだだけでも翌日頭が痛いですね。転居したてて活動力があった頃、調子こいて1瓶近く開けたことがあったけど、翌日ぐわんぐわんしてたまらなかった。ウオッカは郷里を離れてから瓶で買ったことは無いですね。ボンベイサファイアも結局、ジン自体が自分には合わず、あまり飲まなかったかも。
 このblogのヘッダに違法薬物等について注意を喚起しているのは、自分の為でもあるのでしょう。前居所でお世話になっていたカウンセリングの先生に「自分はダウナー系の薬物やり始めたら多分止まらないと思うんですよね。入手するツテと金がないからいいんですけど」と苦笑混じりに話したことがあります。かゆくならずに薬による沈静とは異なる、浮き草のような、たゆたう時間が得られるのだとしたら、その薬を求めてしまうでしょう。まあ、危ない1号とか薬物とかのアングラ雑誌の記事読んで「あー、こんなことなりたくない。やめやめ」って思いますけどね。周囲に迷惑掛けたくないし、警察にしょっぴかれるのを恐怖しながらおどおど摂取するのは、摂取した時に得られるであろう感覚をマイナスにさせてるのではと個人的に想像したりします。腹黒の連中に金を渡すのがそもそも嫌だしね。まあ、自作派とかも……そんなスペースないよ! かといって、コーヒーショップだかでがっぱがっぱ吸いまくって食べまくって、でも成田入国時は不所持だけど、麻薬犬が異様に反応したとかいうアングラ雑誌の話みたいなことも面倒だし。つかそもそもそんな金ないよ!
 ……ふう。まあ、とりあえず今は薬による鎮静だけでいいと思っていますし、過去は変えられないので過去から来るウツな気分が起きてもしょうがないと腹を括る他ないなぁという所です。薬を飲んで、うつな気持ちがとっとといっちまうことを祈るしかないんですよね。
 所で、さっき台所で洗い物をしていてふっ、と思ったんですが「ウツ患者がアトピーの場合、アルコールに深入りしてしまう率というのはどうなんだろう」と。まあ、かゆかろうがなんだろうがアルコールの酔いを選択してしまう人もいるでしょうね。どうなっちゃっても飲んじゃう人は飲んじゃうっていう感じがします。しかし、ひとつの抑止力にはならないだろうかとかアホな事を考えてしまったわけですよ。
 ああでもやっぱりダメだ。自分が、苦しくなっても外出拒否でうだうだしているのと同じで、かゆくなっても飲んじゃう人は飲んじゃうんじゃないかな。やっぱりそうかも。
 
 ダメだダメだ。駄目な時は話もパッとしないな。……そもそも、パッとする話があったのか? いや、無い。