小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

世事多事:日本終了っていわれても

 まあ、ああいう選挙結果になり、日本終了とか2chで書かれたりしてますが。はてなハイクにも書いたけれど、そもそも、人がメガマキシマム平和な楽園から知識を求めて旅立った時より、苦難っつーのは常にあるのではと。今更「終了ッ!」って言われても。いつだって辛いんだからと。
 まあ、こう書いてしまうのは、自分が「人類の歴史は既に、季節でいえば晩秋、もしくは初冬である」という感じを抱いてるせいでしょうね。あとは枯れ果てるのみ、と。悲観的ですね。まぁ、せいぜい頑張っても100年しか感じることができないんですから。1000年先を知ることは出来ませんしね。
 私は人生半分以上終わってますし、病気のこともあってそういう悲観的な考えしか出てこないんでしょうねえ。あかんなぁとは思いますけど、どうしても楽観的に考えることができないんですよね。未来について。
 まあもうちょっと現実的に考えれば、不思議な帽子が「国」にあるわけでなし、おいしそうな政策を国民に示しても、財源がなきゃどうにもならないわけで。じゃあ、その財源はどこよ、となると国民の財布にしかないんですよねえ。つまるところ、増税になるんじゃないかなと思います。また、子供がおらず、私は専業主婦ですから、実質負担が増えるでしょうね。たまったもんじゃない。
 民主党の政策については、旦那のblogに面白い引用がありますからそちらに。
 特に、永住外国人参政権をという所。日本国民と同じ権利を得たいなら、帰化してほしい、日本国民になって、日本国民としての義務を果たして生きて欲しいと思いますね。無論、思想や言論の自由はあります。日本国民となった後、様々な活動、発言をしても構わないと思います。現状の日本国民にも色々いますから。ただ、現状の日本国民と同じ事をやりたいというのであれば、まず日本国民になるのが前提ではないだろうかと思う訳です。
 そもそも日本は単一民族国家ではないと個人的に思っています。その為、永住外国人帰化して日本人になることに私は抵抗を感じません。けれど、義務を果たさず権利だけというのはよろしくないのではと。日本人としての教育を受け、定められた税金を払い、その他の義務を果たしてこそ、参政権は得られるのではと。そう思う訳です。
 とまあ、固いことを語った所で、大きな流れが変わる訳も無し。仕方なく見守ることしか出来ません。出来れば、自分が生きている間、楽に生きたい……結局はそういう事になりますね。