小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

世事多事:日本国民であるべき

 別に、それぞれの文化、バックボーンを捨ててくれと言っている訳じゃない。大和民族以外の民族だって日本国民として存在している。それぞれのアイデンティティやバックボーンを背負いつつ、日本国民として活動している。だから、権利を行使したいのであれば、義務を全うして欲しいと思うし、

1. 引き続き5年以上日本に住所を有すること
2. 20歳以上で、本国法(帰化前の母国の法令)によって行為能力を有すること
3. 素行が善良であること
4. 自己又は生計を一にする配偶者、その他の親族の資産又は技能によって生計を営むことができること
5. 国籍を有さず、または日本の国籍取得によって元の国籍を失うべきこと
6. 日本国憲法施行下において、日本政府を暴力で破壊したり、それを主張する政治活動等に参加を企てたり、それを行なった経験が無い者であること
ただし、自国民の自由意思による国籍の離脱を認めない国が存在する可能性を考慮して、そのような国の国籍を有する者からの帰化申請については、状況により上記5.の母国籍喪失の可能性を問わない場合もある。
 (「ウィキペディア 帰化:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B0%E5%8C%96」より

 という帰化条件をしっかり守ることが出来る人であるべきなのだ。特に6は重要だ。日本に敵対したり、ぶっちゃけ、日本では一般とされている事柄を守ることができないのは困る。反日教育反日活動などもってのほかだし、まあ、民主主義を貶めるような考えを持って欲しくない。

 先日、ツイッターで「中共世界のバカども釣るし、主と朝寝がしたいわなぁ」とかpostした。ちょっと過激なpostだったと思ってる。が、他の国を貶めることで国体を保つというのは馬鹿げているとしか言いようがない。
 中国が、反日教育反日行動を進める背景には、中国の政府に対する反対活動、反体制思想を封じ込めたい意志があると聞く。だから反日デモは容認する。民衆が拳を上げる矛先を日本にしておくことで、日常生活で困惑・怒り・苦しみ・憤りを感じ、憤懣やるかたない民衆のガス抜きを行っているのだ。だがそれには、日中関係を修復しようとすると反日教育反日思想をすりこまれた中国国民の反感を買う」という困った罠が待っている。
 また、反日デモとして始まった行進に、政府に対する不満を書いた横断幕を持って困窮した人々が割り込んでいくという、(海外からすれば)ニヤリとさせられる話もある。そもそも、古い時代から主権がコロコロ変わり、「お上」などいつか滅ぶものだし、信用するものではないというのを頭に生きてきた人達だ。彼らをまとめるのは容易ではない。だから、どこか敵を作るしかない。多分本当はアメリカをサカナにしたいんだろうと思うが、難しいと思う、だから、歴史的に色々複雑な関係があった日本なんだろう。日本は、第二次大戦だけでなく、以前からまあ色々あったもんだから、中国に向けて仁王立ちで威嚇したり、中国にビンタを食らわしたりなんて、ちょっと……となる。
 話が長くなった。さて、個人が「自分、あの国大嫌い!」とか言うならまだしも、教育から公式発言などではやって欲しいとは思わない。そう言う意味では、民主主義の大国であっても、自分としては納得いかない点はある。他人を攻撃するのはたやすい。だが、悪口を言わず、慎ましく生きるのは非常に難しい。だが、その難しいことをやってのけることが大切なのだと思う。
 確かにきれい事だねと嗤われてしまうかもしれない。だが、やっぱり、さざれ石が身をゆだねる水は清らかであってほしいと思うのだ。