小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

ひきこもり。発達障害。転倒。抜歯。一歩を踏み出したい。

 今年は去年に引き続き世界中で色々な事がありました。自分も色々な事がありました。

 居室内での事ですが、それ程飲んだ覚えはないのにいつのまにか記憶がなくなってて、最終的にどうなったかというと転倒して下唇を噛みきり、床に直径30センチ以上の血の跡があってゾッとしたり。
 それより前には正式に発達障害のテストを受けてADHDASD両方あるという診断を受けたり。他にも色々ありました。
 前歯も痛んでおり、お世話になってる歯科担当医によれば横方向に微細なクラックがはいってるとのこと。骨折とまではいかないけれど、それに近い状態で、1年位定期的に経過観察とのこと。転倒から3ヶ月以上経っても、グラグラはしていないのですが前歯のうち唇を噛み切ったであろう1本の根元をトントンと指で叩くと痛みがまだうっすらあります。
 唇は最初グロテスクな傷口でしたが、傷口を小まめに水で洗い、清潔をこころがけていたらいつのまにか傷口は閉じて今では跡にしこりがのこるだけです。食事時に不便とまではいかないので、経過を見つつ、気になるようであれば形成外科にお世話になるかもしれません。
 
 転倒した後しばらくは、とにかく傷など見てもらったりでバタバタ動けたのですが、それが一段落して振り返ると「もし、あと少し位置がずれていたら柱に激突して額を切っていたりとか、顎の骨折や脳にダメージがあったかもしれない」と感じて……心が青ざめるという状態になり、へなへなと心身がへたりこんでしまって深く引きこもっていました。
 
 高齢者が転倒したという話はメディア等で触れて「頭では」知っていたものの、自分が体験することになるとはみじんも思っていませんでした。しかし今回はこれだけで済みましたが、次は……次は簡単に済まないだろうとビビっています。ビビリなので。
 また、若い頃から精神科の薬を飲み、今の処方になってから5年近く経っており「精神科の薬を飲んだらアルコールはほぼ厳禁」という原則が消えてしまっていたと反省しています。
 若い頃からウオッカが好きです。ジンは苦手で、ウイスキーはおっかなびっくり頂くか、角瓶ハイボール程度。ワインも大好きですが必ず食事と共に飲む習慣なので、自分が「飲んでる」というのは大抵ウオッカです。昔はライムロックでしたが、氷結が出、近年はストロング系で色々なフレーバーが出てきたので、それにグオオォンとかまして飲んでます。
 銘柄はあまりこだわりはないのですが、ストリチナヤやスミノフが多かったと思います。SKYやアブソリュートはあまり記憶にありません。ロードサイド酒店に置いてある謎銘柄が一番お世話になったかも。さておき、今回しでかした時はそれらがなくてギルビーを飲んでました。ギルビーはジンのイメージが強いです。スーパーの酒売り場にスミノフが無く……というかウオッカがギルビーしかなかったので。 
 そもそも大阪に転居して数年経って治療も安定し、酒量自体減っていたんですね。そして今の居所に転居してからはハイボールがマイブームとなり、角瓶でハイボールを作って飲んでました。
 自分は飽きっぽく気まぐれです。いつしかハイボールブームが終わりストロング系に手を出してしまったのがあかんかったんでしょう。
 「……足りない」
 そう。足りなかったのです。足りなかったら足せばいいじゃないのと。
 アイタタタタタ
 
 こうしていろいろ考えながら書きだしていると本当に「アイタタタタタ」としか思えない行動です。
 でも、苦しい言い訳、書きます。

 20代でウツ病と診断されて、30代半ばでBPDと診断されました。BPDと診断を受けた時ショックでしたが、その時は前夫と生活していて家計がバババンバババンいってたのとまだ他の事で気を紛らわせる事が出来ましたし、何より話せる相手がいましたから……
 54歳。親父が亡くなった歳にもう少しで到達します。未来への希望より、過去を懐かしむ事が多くなりました。社会生活もしていません。
 発達障害と診断されて、じゃあこの後どう生きていけばいいのか。手がかりを探していますが、ネットはあまりにも情報が多すぎなのと、成人の発達障害は勤労者を対象に書かれている記事等が多く、静かな療養生活という引きこもりな自分が発達障害を抱えての独り暮らしをどう生きていけば良いのか分からないのです。
 転院して現在の担当医とお会いしてから半年位大体月に1度お話していますが、まだ担当医にどういう風に話していけば良いのか分かっていません。
 
 五里霧中……いや、ひきこもりなので居室内霧中であります。
 精神科の薬でも解消しきれない所を酒にに逃げちゃったのかなぁと思います。
 吾妻ひでお先生の「失踪日記」などを読んでいますしそれ以前から精神病についての記事など見かけたら目を通すようにしていましたから、アルコール依存症の恐ろしさ、一日の酒量より、ぶっちゃけ酒に逃げてたらやばいよというのは頭で分かってるのに。
 
 「ほどほどで、ほどよく付き合う感じで」
 転倒後間を置かず診察予約日だったので担当医に転倒した事、その原因等隠さず話し、大目玉を食らうだろうと身を縮こまらせていましたが、担当医は初めてお会いした時同様の穏やかな口調でそうお話されただけでした。
 歯科担当医にはしこたま怒られました。
 
 左の奥歯2本を先年抜歯して部分入れ歯を作ったのですが殆ど使っておらず、そこに前歯を痛めて今でも前歯で噛みちぎる事が難しいです。そのため右奥歯を酷使してしまい、元々ぐらぐらだったのが炎症も起こして大変な事に。
 昨日抜歯。
 
 昔見た夢占いに「歯が抜けたり、歯を抜く夢は変化の兆しまたは変化の望みの現れ」というのを読み、それ以来歯が抜ける夢を見ては「変化があったかな」とぼんやり思うようになりました。
 昨日リアルで抜歯しましたが……精神周期的に「少しだけ動けそうな期」に移行しつつあるせいか、色々天から降りてきてTwitterに書いたりしています。この投稿もまたその勢いのせいでしょう。
 リアルで歯を抜いたことで運気の流れが変わり、発達障害診断を下されてからのもやもやした状態から一歩踏み出せると……踏み出したいと思います。
 
 独居でボッチの自分。褒めるのも発破を掛けるのも自分しかいません。
 2022年W杯日本代表監督森保氏は、手帳に奮起するフレーズなどを書いて、それを見てらしたそうです。それにあやかって、反省をまじえつつ、独居ひきこもり54歳発達障害者が、せめて通院など定期的に行かねばならぬ所へしっかり行ったり、身の回りのことを無理しない程度に出来るよう、まあちょっとがんばろうじゃないの、という気持ちを込めて書きだしてみました。