小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

内憂外患

 昨日、旦那とともに担当医の元へ。二人して「全摘でいいです〜」と口を揃えて言ったので、ようやく「そういうことでしたら・・・」と担当医が納得してくださいました。また、今回のケースの子宮全摘の場合、卵巣も一つ取ってしまうのがこの病院では一般的とのことで、その点についても了承しました。また、子宮全摘に関するリスクは「泌尿器官に傷をつける可能性がゼロとは言い切れない」ということだそうです。筋腫だけを取る場合もリスクは皆無とはいえませんが、全摘よりも低いということだそうで。その後、担当医が早速PCでパコパコッとキーを叩いて承諾書をプリントアウト。へえぇ〜。で、承諾書や麻酔に関する説明並びに承諾書を手渡されて説明をうけました。うぅ。分かってはいるけど気道送管あるのね。・・・でも、麻酔でキューッとなった後だから大丈夫だとは思いますけれど。NHKで放送している海外ドラマ、ERで気道送管のシーンを何度も見て、自分が、意識のある間にあんなことされたら「うっおぅえぇええぐぇえええ〜」ってなっちゃいそうだなぁとか思っていたのですが。といのも、耳鼻咽喉科で喉の奥を見ていただくときに舌をグッとヘラで押し付けられるのがダメなんですよ。「ぐへがうぅぅ・・・おぅぅうぇええ」ってなって、嘔吐感がでてきちゃう。以前、故郷でしばらくの間お世話になっていた耳鼻咽喉科では、ガーゼを渡されて、自分で舌をつまんで「っあぁ〜〜っ♪」とか「ぇえ〜〜♪」とかいう感じでしたのでよかったのですけれども。でもやはり、ヘラで押さえたほうが良く見えるのだそうです。はう。
 ネットで色々と事前に経験者の方のサイトや情報サイトなどを見て、用意するものをあらかじめメモをしたりしていましたが、ここの病院では病衣を始めとして色々と安価でレンタルしてくださるとのこと。汚れて着替えたとしても、1日あたりの金額は変わらないから大丈夫ヨ、とも。術後、熱が出るのでアイスノンをこまめに代える必要があるなぁ、自分で少し用意しておいたほうがいいかしらん? と思っていましたが、それも心配しないで、といわれました。父と母がああいう病気で長期入院していたものですから、結構色々なものを持っていったりしていましたし。でもまぁ今回は2週間以内で戻って来れますし、下着だけちょっと多めで、あとはバスタオルとかそういうものかなーって。髪の毛が超タンパツなものですから、イザとなれば濡れタオルでゴシゴシッとかできますしね。身体は、最近は介護用品が色々でてますから、ウエットティッシュのような身体拭きが出ていますし。勿論、清浄綿ももっていかないとだめですけど。そんなわけで、案外荷物が少なくてすんで良かったなーって。
 でもやっぱり思い出してしまいますね。母が亡くなったのは今から4年ほど前になるのですが、すぐに病室を開けなけばいけませんから、母が葬儀社のかたのストレッチャーに乗せていただいて家に戻るのを兄弟にまかせ、私は残ったにもつをせっせとまとめ、車まで何度か往復したりして大変でした。しかも豪雪のときで、半泣きでしたね。母が亡くなった悲しさと、それに漬かってられずに後始末を一人でしなきゃならなかったのが。普通なら親族や御近所の方がお手伝いしてくださることもあるのですが、親族は遠方で、しかも豪雪のためにいつ来れるか分からない状態だったですし、丁度新興住宅地に引越したばかりで周囲は空き地や空き家ばかり。かえって、普通、よくある葬式時のあわただしさがなくて、ちょっと妙な感じでした・・・・
 あらら。話がそれましたね。両親の話をすると私は長くなってしまうのが癖で・・・。
 とにかくあとはのんびりと入院時に持っていくものを買うだけ。ウツで通院している病院の帰りに、ドラッグストアとか、ディスカウントの衣料品店で色々物色ですね。ちなみに「ゆったりとしたパンツ」というのが指示されているのですが、旦那のトランクスをみて、「おおっ、これこそグッ!」と一人で感得。前開きのないトランクスなら笑われないで済むとおもいますので・・・・いや、看護師さんにウケは狙えますか(爆)、ちょっとおっきいサイズのトランクス・・・というか、旦那のサイズのを買っておけば、退院してその後お腹の傷の辺りが落ち着いた後、お古で下げることができますし(笑)。旦那にしてみれば複雑な心境かもしれませんが・・・。ムダにならないで済みますかしね♪ わははは。
 ということで、しばらくは心の準備、というか、ウツの方の担当医やカウンセラーと相談したりしてのんびりと過ごしましょう。