小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

滄桑之変:決して叶わないだろうとは思うけど。

 今年で私は37歳。今まで悲喜こもごも色々なことがあって、ある意味もう「人生お腹一杯」という感があったりします。例えばカウンセリングに行って「何かこれからの人生に対する希望とか、やりたいこととか」と聞かれると「あまりないですねえ」と答えてしまったりという感じで。まあ、強いて言えばないこともないですが、むしろそれらは叶わないであろう願いであり、叶わないであろうことを願ってもあんまりねえ・・・ってことなんで希望を持ったしません。でもまあ、普段旦那と話している、あれやこれやのうち、幾つかのことは書き付けておくのもいいかなと思うんで、まあ2,3・・・
 世界情勢について思うことは色々ありますが、やはり「最大の願い」といえば、エルサレムが、どの国にも属さない永久宗教都市として、その地を聖地とする3つの宗教のみならず、心と世界の平安を願う全ての人に門戸を広げる場所であってほしいという願いですね。現実的にはまず無理でしょう。NHKで以前あったエルサレム問題に関する番組を見ても思うのですが、流血を避けて平和的解決を願う人もいるけれども、どんな犠牲を払っても決着をつけたい人もいるようですし。私が生きている内に何らかの解決案が出て、流血が止むとは思えません。大変残念ですが・・・ とはいえ、願わずにはいられないという感じです。
 日本国内について思うことは、教育についてでしょうね。大学受験を念頭に置いた今の教育制度を、社会人として生きていくために、よき人間として生きていくためにということを念頭に置いたものに変えなくては、日本は段々「人の道」の無い、悲しい国になるだろうという懸念、また、日本の伝統を伝える様々な職業の後継者がなかなか現れなくなってしまうのではという懸念・・・等々、色々と日本の将来について不安に思う点が多々あるからです。が、様々な教育ビジネスがあり、就職するにあたってまずは大学・・・・という固定概念が薄まらない限り無理でしょう。でも、国の礎は国民であり、国民が良き人々であることが国の繁栄であり、きちんとした教育がそれを支えると思うのですけれどね。
 浮き草のような私ゆえ、個人的なことでの「後の憂い」というのはあまりないのですが、日本の教育については心配ですね・・・ とはいえ、素人があれこれと言ってもどうしょうもないので、胸の内で願うだけって感じです。わはは。