小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

世事多事:臓器移植ドナー希望者のためのドッグタグ

 今朝布団の中でまどろんでいる時、急に思いついたことなんだが。臓器移植のカードをあちこちで見かける。最近は車の免許証の裏に貼り付けるシールまで付いているけれど、しかし、交通事故などの場合、所持品が散らかったりしてカードが見つけられなかったら、と思ったのだ。
 そこで自分が思ったのは、臓器移植ドナーとして同意しているというのを示すドッグタグを首から提げておけばいいんじゃないかと。無論、そこまでしなくても……という人もいるかもしれない。だが、自分は長年薬を服用しているために、献血も出来ず、骨髄移植のドナーにもなれない。しかし臓器移植のドナーについては「死亡時に医師が状態を確認するので」とのことなので、もしかしたら役に立てるかもしれないのだ。
 親父が癌で亡くなる前、輸血をした。また、母が私を産んだとき帝王切開だったので多分輸血をしていると思う(その時にC型肝炎のウイルスが体内に入ったかも知れない)。そうやって、誰かの命の欠片を頂いたのだ。だから、どこかで困っている、命の欠片を必要としている人に、自分の欠片を渡したいと思うのだ。
 もし、統一規格としてそういうドッグタグのようなものがあれば、救命医療チームなり、最後を看取る医師なりが対応しやすいのではと思うのだ。自分としては、助からないのであれば脳死を待たずに一刻も早く、もう、使える所はみーんな使っちゃって下さいよ、どうせ死んだら骨すら「あちら」へ持っていけないんだから。と思ってる位だから。
 また、(社)日本臓器移植ネットワークが公式に販売するとして、もし、商品に寄付金を織り込むというのならば買うことで安心して寄付できるしと思うし。寄付も出来て、自分がドナー希望であることもすぐ示すことができる。悪くない案だと思うので、この案をメールしようと思っている所だ。