小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

ファイブスター物語/FSS/F.S.S.:2ch本スレをみつつ

 はうわーっ、艦これ、2−4なかなか突破できませぬ。
 ◆茄里はジークの姉か妹?
 個人的に気になった点ですね。ジークの母上は10月号で「その尊い血…最も誇り高く偉大な血を… そして…あなただけが持つただひとり継がれたその名前… 口に出すのも恐れ多いその名さえ捨てて…」と言っています。また、茄里の髪型はジークの髪をぐぐっと伸ばした感じかなと思います。また、フィルモアには3大王家があり、トライトン王子が「その皇位一位の方こそが元老の切り札! 正王家筆頭の尊い血を持つ方」ってことで、ジーク母上のセリフと同様「尊い血」と言っています。
 トレーサー2のバシル・バルバロッサの項目では「帝国創立はレーダー王家筆頭の「ボルガ・レーダー家」とフィルモア王家筆頭の「ブラウ・フィルモア王家」の縁組みから始まった」とあります。つまり、この二つの王家のそれぞれ一位に当たる人物なら「尊い血」の持ち主であると言えるのではと考えたのですが……その後を読むと、「帝国において唯一の正皇位第1継承者」「フィルモア帝国の真なる皇位1位」ってありますね。ということは、やっぱり両王家合わせての第一位になるんでしょうか。
 まあ、茄里についての情報はは、今の所トレーサー2と11月号だけですし、ジークの母上の設定も合わせて連載で後々語られるか、デザインズ4待ちですね。
 ◆ひ〜〜〜っ ホントーに女性の泣き声なんですねーっ
 映画GTMを見た方はおわかりですけれど、実は単行本7巻の177〜178pにある衛星軌道からの艦砲射撃音も女性の叫び声や鳴き声なんですよね。どこかで「こういう音がする砲があるんだよ」っていうナガノセンセのコメントを見た記憶があるんですが……今回もソース不明。すみません。
 ◆耳ざわりな音と臭い
 ガソリンスタンドやタイヤ屋さんのピットなどに行くと独特の油のにおいがします。車が好きな自分にとっては親しいにおいですが、嫌いな人もいると思います。ガソリンやベンジンとかのにおいとかね。それと同じじゃないかなと思いました。
 ◆官房長官であっても所詮平民
 エイデンス元老司法長官がミヤザに放った言葉は、読者への解説セリフでもあります。デザインズ3では「フィルモア帝国とは超巨大な国家の形態をとる大企業であるとよく比喩されるが」とありますが、日本の大企業や政界でも、会長や元首相の発言が社長や首相を動かすこともあるように、元老院は議会ルートを越えて力を振るう存在であり、平民であっても出入りできる議会と異なり、元老院は平民にはつま先を入れる事すらかなわぬ場所という事だと強調しているのでしょうね。そして、「あの」ティルバー女王自らアドー王の杯に酒を注いでいるという姿は、アドー王の力がどれほどのものかというのを知らしめているのでしょう。
 個人的に、後でアドー王はエイデンスかティルバー女王に、お付きの者を通して「あのような不作法な者を誰があの場所へ入れたのだ?」と文句を言うのではと思います。
 源氏物語を読むと、高位の姫や中宮が女官を通じて言葉を交わすシーンがありますが、元老院の「高貴な方々」に対する接し方というのはそうあるべきだと彼らは思っているのでしょうし、それがしきたりなのでしょうね。
 ◆AP騎士団ラーン支隊の面々が殺気立ってる
 ラーンの人々は、フィルモア帝国がボォスに来た「真の目的」を知っていると個人的に考えています。でも、かつて「東宮西宮の乱」があったように、ラーンは一枚板ではないというのは既に知られていること。しかも、ムグミカの長期にわたる不在や、ハスハ連合共和国の権力が強かった事によりラーンの力は弱まり腐敗しているとあります。そういうこともあり、ラーンの中で「フィルモア受容派」と「あくまでミノグシアの独立性を保つ派」が対立しているのでは?
 勿論、スレで指摘されているように、不倫によって子を孕み力を失ってラーンを離れのに、ドラゴンと共に戻ってきたということで受け入れざるを得ないフンフトを良く思っていない者もいるでしょう。けれど、それ以上に、「他国が茜の大地を踏み荒す」事を嫌う者が多いのでは。その一方で、ドラゴンに「物理的に」守られていることで戦乱から隔離された状態にあるラーンでぬくぬくと生き、今持っている権益を保つことが出来ればと思っている者もいるのでしょう。
 その二つの間に挟まれ、フンフトは、ラーンとミノグシアがどうすれば「あるべき姿」に戻ることが出来るだろうかと考え、自分の「手札」で勝負しようと決めたのではと思います。ですが、その「手札」は決して道徳的なものではない……それが、「女性読者がめっちゃ怒るだろう」とセンセが言っていることなのかも。
 でも、40半ばになり、人生いろいろあった自分としては、11月号のフンフトの姿は「やっぱ、外見が綺麗なら、それを生かすに超したことはないわよねえ」とうらやましく思ったり、ぽけぇ〜っとしてるダイ・グに「若いわねぇ……ニヤニヤ」と肩をすくめて苦笑する位で。この歳になると枯れちゃってだめですねぇ。
 そもそも、F.S.S.ではアイシャのように、思い人がちゃんといても、あっちこっちでサーチ&ゲットを欠かさないたくましい女性達が既に登場してますからね。地球の歴史をふりかえっても、クレオパトラをはじめとして、臥所で歴史の針の向きを変えた女達が居ましたし。彼女たちを超える「活躍」を見せてくれるのかな? はてさて……
 フンフト、がんばれ。
 ってことで今日はこの辺で。

10/25追記 ×会長や元首相の発言が社長や元首相を動かすこともあるように ○会長や元首相の発言が社長や首相を動かすこともあるように
 確認して保存かけてるんですがチェック漏れがありました。すみません。