小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

ゼレンスキー大統領の演説を聞き終えて

 Twitterに書いていますが、日本国ができる支援、できない支援があるということを踏まえてでしょうか「いつか戦争が終わった後、復興支援をお願いしたい」というメッセージを強く感じました。
 「無難だな」とか「今から復興の話をしてるのは、ウクライナの状況は収束に向かいつつあるのか?」という意見をTwitterのTLで見ましたが、自分は「戦争状況下での支援を日本国に求めるのは難しい。経済制裁や戦後の復興など、日本国が出来る事をお願いするのが良策では?」と判断したのではと自分は思います。
 また、ウクライナの状況はまだ収束に向かっていないと自分は考えています。化学兵器が使用されるかもしれないと演説中に触れていたように思います。むしろこれからがウクライナの人達……軍の方も一般市民双方にとって厳しい状況になるやもしれないと不安に思います。
  
 ニコ生で視聴したのですが同時通訳の声が小さめで聞き取りにくかったのが少し残念。22時のニュースや明日には日本語字幕入りの映像が出るのではと個人的に思っています。明日の新聞に演説内容全文の訳文が掲載されるかも知れませんね。そうすればより多くの方が色々考えたり意見をSNSに上げたりするのではないでしょうか。
 
 それにしても「戦争状況下での支援活動に色々と制約が多い国。そして人々ははっきりとした物言いを嫌う傾向がある」という日本に向けての演説内容。一体どうなるやらと思っていましたが……ゼレンスキー大統領のブレーン集団、一体どういう経歴や肩書きを持つ人物なのか凄く気になります。
 
 それと、ゼレンスキー大統領の演説の後に山東昭子参議院議長の演説がありました。聞き取りやすく、分かりやすく、心に強く訴えかけるスピーチでした。このことも良い点として忘れてはならないと思います。
 
 最後に。
 アンリ・トロワイヤ著の「女帝エカテリーナ」と「アレクサンドル一世」を読んだだけですが、ロシアは西ヨーロッパの国々に接するのとは全く違うアプローチやマインドセットが必要だと個人的に思います。
 温暖な土地や不凍港に対する強い渇望。破滅主義とはいかないもののどこか影があって、また、楽しめる内に楽しまなくてはと生き急いでいるような所もあるのではと。また、普段は静かで黙々としているけれど一度沸点を超えたらとても恐ろしく手に負えない所もあると感じます。
 ただ救いなのは、今回のウクライナ侵攻について反対するロシア市民が少なくないこと。何も表明しないけれど心の中で反戦を思う方が沢山いらっしゃるのではと感じています。
 それが内紛勃発に繋がらないか不安でもあります。
 
 頭がぼーっとしてるのでとりあえずここまで。

1%、いや0.001%でもより良い明日への架け橋を造ろう

 かなり長い間、人力検索はてなで回答する余力がなかったのですが、最近気力があるときちょっと見たりしています。

 今日精神病に関するご質問を見て……でも、回答者条件には自分はあてはまらないようだったのでコメント欄に書きました。備忘録的にこちらに転記しておきます。ただ、質問のURLや質問内容は張りません。

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 50代で20代から精神科に通院している精神病患者&精神障害者のおばさんです。
 
 自分は「精神病患者という自分の側面も含めて自分自身が好きだし大事にしている」ので、コメント欄に書かせていただきますね。
 
 質問者さん自身が「精神病や精神障害者は社会から脱落した人間以下の存在である」と考えてらっしゃるのか気になります。
 身体の病気や障害なら問題にならず、こころの病気や障害なら他人から否定されても仕方ないのでしょうか。
 出自や人種による差別と同じように、病気の種類による差別は受け入れなければならないのでしょうか。
 
 違うと自分は思います。
 
 「宇宙の誕生」をWEB検索すると「宇宙のはじまりは138億年前」とでました。
 その138億年の中で、たったひとり、たったひとつの人生。 
 悲しく辛く苦しい事によって、心身ともに傷ついて精神病になったとしても、そんな長い時間の中でたったひとつの命。
 
 新幹線は時速320キロ出せるそうですが、自分は、自分の部屋を出てコンビニに行こうと「決定し行動しようと決意する」まで1日以上かかる事はしょっちゅうです。その後外出の為に着替えたり持ち物を揃えるのにも時間が掛かり一苦労します。
 それでも、自分は生きています。
 
 確かに、精神病や他の病気を抱えて一人暮らしをするのは大変辛く、悲しく、さびしく、50代になっても泣き虫です。
 それでも、自分は今日も生きています。
 
 そう。病気や障害を抱える人に伝えたいのは「原因は何かとウジウジ探しても、明日を迎える橋を造ることは出来ない」ということです。
 
 確かに自分自身「精神病の原因である腫瘍」があるならそれを切除して楽になりたいという気持ちに深く同意します。そりゃそうです。なんたって楽な人生ほど素敵なものはないからです。
 でも現実は違います。過去の出来事は変えられないし、悲しい過去によって傷だらけになったこころは今でも重く、辛く、悲しい。
 
 だけど、明日が、来週が、来月が、数ヶ月先が今日より1g、1%、一歩でもいいものであってほしい。
 
 そのため、自分は原因さがしを殆ど止めて、傷だらけのこころを抱えつつ、自分のペースで……同じ50代の人達に比べたら4割くらいの「赤点人生」だけど、自分にとっては「80点位の人生」を生きていこうと四苦八苦しています。
 暴れたり沼に沈んだりするこころを精神病の薬で抑えつつ、ヘルパーさんなどの福祉支援を受けたり、担当医と診察時間に話し合ったり、小説や伝記、歴史の本やネットの様々なコンテンツから「学び」ながら……
 
 繰り返しますが、自分の人生は138億年以降……200億年以上経っても再度繰り返されることはないのです。
 音楽や本のように何度も聞いたり読み直したり、体験し直せないのです。
 
 例え自分に危害を加えた存在を物理的精神的暴力で叩きのめし復讐したとしても、その存在が自分に与えた心身の傷が綺麗さっぱり、何事もなかったかのように消えて真っ白になることはないと自分は思うのです。
 
 だから、せめて。 
 こころの病気を抱える自分はどう生きていけばいいかと考える方へ舵を切って欲しいと深く思います。
 
 少しでもより良い明日への橋を造るためにどう考え、行動すればいいか専門家と相談する。
 問題や悩みがあれば専門家に相談し、悩みを一人で抱えて袋小路でパニックにならないようにする。
 福祉支援や福祉サービス等を上手に利用したりして日々を過ごしやすくするよう努める。
 他人、特に健常者と比べない。自分を卑下しない。否定しない。
  
 他にも沢山ありますが、精神科医とよくよく話し合いながら、質問者さんが「0.001%でもよりよい明日」への橋を造れるよう祈っています。
 
 生きていきましょう。
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 自分が精神病や精神障害を抱える原因は何か……確かに気になりますし、今飲んでる精神科の薬の内容を見て「ウツ病だけじゃあないよね?」と悩んだりしています。
 でもそれに固執することがなくなったのは森田療法の存在を知り、入門書や森田先生の「新版 自覚と悟りへの道 ASIN:B07D72PGZ3」や関係する本を読んだりした事や、10年お世話になっている今の精神科担当医とのお話の中で学んでいった事が大きいと思います。
 精神病患者でも……いや、どんな病気を抱えてても、どんな苦しい状況にある人でも、幸せで落ち着いた日々を望んで良いと自分は強く思います。
 でも一人で右往左往してても変化が訪れない事が多いとも思います。そのため、専門家に相談したり、福祉支援や福祉サービスの利用ができるか自治体福祉課の窓口で相談したり等々、辛いけど自分で「切っ掛け」を掴みにいかなきゃいけないと今まで何度もネットで書いてきました。
 ネット上には匿名相談ができる場所が色々ありますが、医療や福祉については、悩んでいる方のリアルに関わることですからリアルの医療や福祉相談窓口なり、病院などで相談して欲しいと深く思います。
 
 水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」にある「幸せは歩いてこない」。
 歳を重ねる毎にそうだよねえ、と深く思います。より良い明日になあれと祈り、そして、ほんのちょっとでもいいからその願いを叶えるために自分が出来ることがあればやろうよ、と。
 そしてその「ほんのちょっとしたこと」が出来た自分をめいっぱい、沢山、ぎゅぎゅぎゅーっとほめようね! と思います。
 自分で自分をほめるのはメッチャ恥ずかしかったのですが、何年か経つと、洗濯物干したあとに「えらいっ! 自分えらいっ! なので、アイスゲーーーーーーーット!」ってなことがナチュラルに出来ちゃったりしますので(笑)
 
 そんな感じで、明日も生きていきましょう。

「池袋乗用車暴走事故」:飯塚被告はデータに真摯に向き合って欲しい。

 個人的に「池袋乗用車暴走事故」裁判の焦点は「アクセルとブレーキの踏み違い」というポイントであって欲しいのです。現行車の多くが様々なデータを記録しています。万が一の時にはその時に「車の様々な所がどうだったか」をスゴイ早さで記録するのだそうです。
 しかしなぜ、データが提出されてもそれを飯塚被告はかたくなにそれを認めないのでしょうか。
 
 ◆池袋乗用車暴走事故 飯塚被告「車の不具合、再起動で元に戻った」【詳報・被告人質問】:東京新聞 TOKYO Web:https://www.tokyo-np.co.jp/article/110916

松永さんが「あなたはブレーキを踏んだのは絶対に正しいと認識していますか」と尋ねると、飯塚被告は「はい」と即答した。

<中略>

 さらに松永さんが「電子制御のアクセルとブレーキが同時に壊れたから発生したという主張だと理解してよいですか」と尋ねると、飯塚被告は4秒沈黙した後、「電子制御は時々、不具合が起こることがあって、私どもも経験をよくすることですけど、再起動すると元に戻って正常に機能することがある。そのような事例ではないかと思っています」と述べ、警察による事故後の調査で不具合が見つからなかったことと矛盾しないという趣旨の主張をした。

 ◆池袋暴走事故 トヨタ「車両に異常認められず」 飯塚被告の「不具合」主張に反論 :東京新聞 TOKYO Web:https://www.tokyo-np.co.jp/article/111940 

 トヨタ自動車は21日、2019年に東京・池袋でトヨタハイブリッド車プリウス」が暴走した事故について「車両に異常や技術的な問題は認められなかった」とのコメントを発表した。自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(90)が車両の技術的な欠陥を主張していることに反論した。
 暴走したプリウスには走行時のデータを記録する仕組みがあり、今回の事故でも残っていた。トヨタは捜査当局の要請に基づいて事故を起こした車両の調査に協力した。この事故に関しトヨタがコメントを出すのは初めて。

 確かに、裁判も人間が行うことです。そのため様々な感情が飛び交うことは自然な事だと思います。とはいえ、飯塚被告が運転していたプリウスに残されたデータはデジタル。人間ではありません。機械だから……人間もそうですが、100%はありません。しかし、飯塚被告の車両に残されたデータをメーカー側が調査しても、飯塚被告は認めようとしない。
 
 これは飯塚被告のバックグラウンドに関係があるのかなと個人的に思いました。Wikipediaによれば、「東京大学工学博士。専門は計量学。測定器誤差と形状誤差を分離して真円度・円筒度測定ができるマルチステップ法の開発者。」
 自分の個人的な……そして理系素人の憶測ですが、「機械/機器/データ等」は飯塚被告にとって「観測対象」であって飯塚被告の「下位」に位置する存在。自分のなした事よりもそれらが「上位」に来ることはないという気持ちがあるのかなとぼんやり思ったのです。
 そして飯塚被告のが持つ様々な肩書きもまた「データで負けを認めたら、その肩書きの価値が下がる」と思ってるのでは。
 それゆえ、データについては決して認めず、

 ◆【特集】池袋暴走事故の遺族 法廷で直接、飯塚被告に「質問」を投げかけたが…被告の答えは?(読売テレビ) - Yahoo!ニュース:https://news.yahoo.co.jp/articles/f874a378f478336ab3e71246a0aec8c2a6c10d97

 松永さん:アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性を当初は否定していなかったが、なぜ(完全否定に)供述が変わったんですか?
 飯塚被告:遺族心情に寄り添えば「刑が軽くなる」と説明を受けたので、そうなった。
<中略>
 「道義的にも法律的にも責任があると思うか」との問いには「2人を亡くならせたことについては非常に申し訳なく思っています」と答えた。

 と、感情のやりとりで裁判を終わりへ導きたいと考えているように自分は感じました。
 
 今回の事件で心を痛めているのは遺族の皆様だけでなく、すくなくない技術者や研究者等の方々もそうなのではと自分は想像します。データを揃えて上役に提出しても認めて貰えない。また、上役が出したデータにミスを見つけ指摘してもかたくなに認めて貰えない。そういう事はあると思います。
 肩書き、プライド、年齢……きっと上役が持つ色々なものが「それを認めない」。
 それでも、突きつけられたデータに真摯に向き合う事は大事だと思うのです。
 
 理系の話だけじゃなく、現実のあらゆることで「何度何度やってもうまくいかない」って事はあるかと思います。そんな時、自分が行った事を周囲の人に聞いて頂いて「ここがダメかも?」「こうしたら良いんじゃないかな」というアドバイスに耳を傾け……なにより、そういうアドバイスを頂ける事に感謝し、そしてまた作業を練り直す。歳を重ねてもそういう真摯な気持ちを忘れたくないと思いますし、ジェネレーションギャップはビックリするけど、それでも若い世代の方や異業種の方と交流し、今まで見えなかった「!!!!!」が見える可能性を大切にしたいと思うのです。
 
 「池袋乗用車暴走事故」の裁判はいつか結審するでしょう。
 しかし、根拠がしっかりしているデータを認めてもらえない技術者や研究者等の方々の「戦い」はこれからも続くと思います。この事件の裁判のように大きくメディアに取り上げられることも無く、守秘義務のためSNSなどで愚痴ることもできず。
 自分はそんなケースが少しでも減るように、人々が互いに知恵を出し合い、良い方向へ明日へ、未来へと技術や文化を磨いていって欲しい。そう祈ります。

自分が思う「リア充家族の休日生活」

 Twitterで「典型的なリア充既婚者の休日生活」のスケジュールが書かれた画像を見たのですが、まるでハリウッド黄金時代の映画スターのように「馬車馬のごとく」押せ押せのスケジュールで休日を駆け抜ける状態で、これで休んでいるつもりなのかなと首をかしげてしまいました。
 休日というのは「ゆったりする」事が大事だと個人的に感じます。
 リア充既婚者の年収や資産、実家のバックグラウンドの定義が書いてないので分かりませんが、いわゆる「実家が太い」「跡継ぎではない」「平日のビジネスタイムも比較的多忙ではない」「教育や知的水準がやや高め」等々でしょうか。
 夫婦と記述しましたが、個人的にはLGBTのパートナー同士でも同じような流れになるのではと思います。人間ですから。
 
 ◆夫婦二人だけ
 ・夫婦共働き。
 ・家事やペットのケアなどは外部サービスを利用している。
 ・ビジネス関係の付き合いと友達付き合いはきっぱり分けている。
 ・夫婦それぞれの個室(ベッドあり)とベッドルームがある。
 ・夫婦別々の時間を過ごしたり、一緒に過ごしたりと程よい距離感を保っている。
 ・共通の趣味もあるが、別の趣味も持っていたり、嗜好や指向が異なってる部分もある。
  ……という前提だと
 
 ・休日朝は、簡単な食事。全粒粉の食パン、食洗機対応スロージューサーで作った野菜ジュース、フルーツ数種。
 ・ペットの部屋にいってペット達と朝の挨拶。物件の共有部分に小さなドックランがあるのでそこで犬と遊ぶ。
 ・午前中はペットの写真をSNSに投降したり、プライベートの友達と連絡しあったり、夫婦それぞれの趣味を。
 ・昼食は料理が好きな夫が午前中に仕込んだ料理。勿論、SNSに写真投稿。
 ・昼過ぎ、雑誌をチェックしつつ、スパに行くか映画にするか話し合う。(COVID19下の今だとコンテンツが難しい)
 ・外食の予約(今だと、テイクアウトを頼む?)をした後、スパでそれぞれのコースでリフレッシュ。
 ・早めの夕食。
 ・リビングでのんびり。ウイークデーの予定で分かっている部分を伝え合う。ペットの部屋で遊ぶ。
 ・お酒少々+チーズやハムなどつまみつつネット配信のドラマを見る。その後各自の部屋でネット。
 ・シャワーを浴びて軽くボディケアをしたあとベッドルームで就寝。
 
 ◆夫婦と子供二人
 ・勤務は一人だけ。どちらかが在宅。
 ・在宅者の都合に応じて家事サービス利用や子供をシッターさんにみてもらっている。
 ・子供達はある程度自律行動が出来る。子供部屋は将来パーテーションを追加する事で個室化できる。
 ・主な部屋にAlexaのようなガジェットが置いてある。
 ・夫婦部屋云々やペットの事は夫婦二人のみと同じ。
 ・学校やクラスメイトの保護者達とは基本ネットで連絡。
  ……という前提だと
 
 ・Alexaに呼びかけて子供達を起こす。
 ・朝食は子供達とホットプレートでホットケーキを焼き、フルーツやヨーグルト。
 ・子供達と一緒にペットの世話をした後、子供達は宿題の時間。夫婦で昼食の準備。
 ・昼食後、夫と子供達が夫の実家に行くのでその準備。
 ・妻は散歩。立ち寄った菓子店で買った物をいつもの公園でチョイ食べしてから帰宅。
 ・夫から連絡があって夕食は夫実家で済ませるとのこと。
 ・夫婦で共有アカウントのTo-doチェックアプリを使い、子供達が明日から学校で使うものが整っているか、その他来週の確認。
 ・妻、冷蔵庫の中身と相談しつつ簡単な夕食。祖父母とAlexaを通じて会話。
 ・夫と子供が帰宅。子供が体操服を出し忘れていたので慌てて洗濯→乾燥機。
 ・妻、子供達とペット部屋で遊びながら出来事を話し合ったりペットと遊ぶ子供達の写真を撮ったり。
 ・家族のバスタイム。夫婦のどちらかが先に入り、その間もう一人が子供達と一緒に録画した番組を見たり。子供達が入った後二人で子供達のボディケア。もう一人が風呂に入り一段落。
 ・子供達はそれぞれの部屋に。しばらくするとAlexaのリマインダーが寝るよう促す。
 ・ベッドルームにあるミニリビングで夫婦雑談などなど。就寝。
 
 リア充世帯って、家事などを必要に応じてアウトソーシングできる余裕があると思うのです。昭和脳の自分だと、家政婦さんが朝やってきて夕食片付け終わる時間まで居てくれて、食事や掃除洗濯から子供の世話まで家事全般を担ってるって感じですが、今は家事の部分部分を必要に応じて専業のサービス会社に頼んだりというイメージがあります。ハウスキーピングサービス、ペットシッターなどなど。
 ある意味「家事のいいとこ取り」が出来る時代だと思います。食洗機やロボット掃除機等、便利な生活家電が沢山ある時代でもありますし。
 Alexaを大セールの時に購入し1年以上使っています。自分は独居なのであまりAlexaの「うま味」を実体験していませんが、家族や遠方の親族とのコミュニケーションツールとして便利なものだと感じます。アプリに相当する「スキル」は子供向けのが多かったりしますね。
 子育てからファイナンスまで夫婦で情報を共有するのは重要な事……というのは昔からある話ですが、今はガジェットやアプリでそれをやっていける時代です。実際に顔を合わせて話し合うのも大事ですが、思い立った時や隙間時間にアプリを使ってホウレンソウをするというのもアリだよねと。特に共働きだと多忙だったりして帰宅後じっくり話せない事もあるでしょうし。
 こういう風な生活を送るためには、お金だけじゃなくガジェットを使いこなせるスキルや、新しい事に挑戦したり工夫する気持ちを持ち続けるのも必要かなと同時に自分は思います。そのため、大きな意味での「教養」や「知的水準」が求められるのではと。
 プライベートまで仕事でやってるようなノリを持ち込みたくない人もいるでしょう。それはそれでその方のライフスタイルとして「プライベートではリアル重視」で良いと思います。ただ、上に書いたように「情報の共有、ホウレンソウ」をしっかりやらないと問題解決が伸び伸びになって後でヤバイ事になるケースもあるかも、と自分は思います。
 前夫と暮らしていた頃、家計のことから心身の問題まで、もっとよく話し合うべきだったと深く後悔、反省しているので……
 
 あと「リア充」は健康維持にも深く気を配っているというのも大きなポイントだと思います。病院での定期検診から、リフレッシュ、自宅でできるボディケア(肌のケアから軽い運動、マッサージなど)にも使えるお金と時間があるってことですね。
 自宅用ミストサウナとか、ウルトラメガマックス贅沢な浴室とかいいですよねぇ。早速検索してみると……
 ◆オンラインカタログ・資料請求|TOTO
 https://order.toto.jp/toto/catalogue/search.html?cc=Category03
 ここの「システムバスルーム:シンラ」っていうのがめちゃくちゃすごいです! うわあぁああこんなお風呂入ってみたい! しかもスイッチひとつで浴槽と浴室床の簡易清掃が! 
 オンラインカタログなのでお値段の数字がハッキリ見えないのがいいですね!(謎)
 
 と、まあ、「設定厨」な自分ならではの「世帯の一日」をだらっと書いてみました。
 実際の生活/人生では何が起きるか分かりませんし、ケンカだってするし、現在のように世界レベルで社会が不安定になり、収入や生活が不安定になる事だってあるでしょう。冠婚葬祭でドタバタしたり(特に葬儀(涙))、近隣世帯とのトラブルも現在では大きな問題です。
 でもせめてフィクションの中だけも、ゆるゆるとした生活を書いていきたいですね。

Fitbitと共に生活して:健康面に注力したハード/アプリの展開希望

 どんなサービスや機器でも実際利用しないと分からない事が沢山あるものです。Fitbitのアプリは課金をするとマインドフルネス(瞑想など)プログラムのフルで利用できますが全部英語なんですよね。わからない……そこで日本語化されている瞑想アプリを現在3つほどお試し中です。
 また、Fitbitのアプリには足りないものを別のアプリで補っています。


 水分摂取量の記録ができるのは嬉しいのですが、おトイレの記録も欲しい!
 ◆ウンログ-うんちで健康管理!腸活で便秘対策 - Google Play のアプリ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mynew.unlog&hl=ja&gl=US
 現在こちらを使ってトイレの記録をつけています。精神科の薬の副作用で便秘なのです。ブラン(小麦ふすま)のシリアルと牛乳で現在なんとかぽつりぽつりとおっきい方は出ています。もう一つ副作用があって、渇きが強いんですよね。ダイナミックな夢をみた後の寝汗も気になる時があります。そこで結構お茶を飲むのです。しかしむくみもありまして、ちゃんと飲んだ分出ているのかなぁと気になっていました。が、ぼーっとトイレいってて回数を記録してなかったので、じゃあ大小記録できるこちらのアプリでちょっと頑張ってみようということに。紹介ページ画像を見ると大体分かると思いますが、大も小も、形や色、量を簡単に記録出来るので「ぽんぽんペインだった」とか逆に「かちこちだった」っていうのがスッとわかります。メモも付ける事ができるので「多分アレを食べたせい?」とか「お腹冷やしたかも」とか記載できるので、トイレ内容をかかりつけ医にお話するとき説明しやすくなると思います。
 
 高血圧でもあるので、こちらのアプリで血圧を記録してます。アップデートがすごくて、痒い所に手がとどきすぎている位。おすすめアプリです。
 ◆血圧のーと - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.gr.java_confi.kutze02.bloodpressure&hl=ja&gl=US
 血圧だけでなく、心拍/測定時間/服薬チェック/体重/メモ/体温/気温/健康チェック/お好みで設定……と本当、色々な事が記録できてしまいます。グラフ化もチャチャッと出来、内科担当医にパッと見せることができるのでラブラブなアプリです。

 自分は降圧剤と糖尿の薬を毎日しっかり飲まないといけません。最初はGoogleカレンダーを使っていましたが、日記もつけることができるのでこちらで服薬Todo管理したり、通院などの予定を書いたり日記をつけたりしています。ブラウザからアクセスできるので日記を書くのもラクラク。ただ、ブラウザ側はデコレーションがないので一寸寂しいかな。
 ◆Lifebear カレンダー - ノート・todoリスト・日記・カレンダー管理ができる手帳アプリ - Google Play のアプリ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.lifebear&hl=ja&gl=US
 服薬しなさーい! はAlexaのリマインダーでも告知してもらってもいます。もうね、しつこく言われないとボーっとしてるうちに忘れちゃうのです。ダメな人なのです。
 
 本当は一つのアプリで健康関連データをまとめて管理できたら有り難いのですが、自分は現在そういうアプリを把握していません。理想は「血圧」「トイレ」「食事」「水分摂取」「処方薬」「自分で買って飲んだ薬/サプリ」「服薬」「血液検査結果」「体重など」「基礎体温」「その他検査結果」「歯科関係」「定期健康診断」などなど……まるで電子カルテみたいですが、自分のように幾つもの病院にお世話になっているとデータを共有することが結構面倒で。
 ガン検診やその他検査などは「あれっていつ頃受けたっけ?」という事も多いです。前回検査日と結果、そして次回の推奨検査年月を示してくれたらうれしいなと思います。
 データをアプリからプリンターにピピッと送って印刷してもらうとなお良いですね。個人病院だと電子カルテじゃない所もまだありますから。新規でお世話なる病院にもそのプリントアウトを問診票と一緒に提出すれば初診担当医に診察時に色々口頭で説明しなくてもいいですしね。
 
 色々病気を抱えているからこそ出てくるアイデアなのかなぁ…… 

Fitbitと共に生活するようになって:睡眠編

 以前から自分の睡眠状態を可視化して客観的に観察したいなと思っていました。そこでスマートウォッチの購入を考えたのですが、自分にとっては高い買い物です。安かろう悪かろうになるのは絶対嫌だったので、梅ヨドのスマートウォッチコーナーで店員さんに色々伺ったりしてFitbitに決めました。
 スマートウォッチはアプリで管理します。その時までガラホにしてたのですが、持っているタブレットAndroid Ver.5で最近のアプリに対応できなくなっている事もあり、スマホに戻すかぁ……という事に。Fitbitとスマホ双方でどれ位の出費になるか梅ヨドに行ったりヨドの通販やauのパンフをチェックしたり。
 運良くXperia10 IIがガラホ時代と同じ位の月額料金支払で購入維持可能だとわかり、それならFitbit Sense Versa3がいけるかなと清水の舞台からダーイブ! なにしろ昨年から食事がボロッボロでトータルで月の食費が浮いてる状態(なのに体型がかわらない悲しさよ)だったので何とか購入出来ました。
 さて。
 自分は3時間未満の睡眠が多いんですよね。特に夜は何時に寝ても2~3時間で起きてしまいます。連続して4~5時間眠れないのです。そして昼も精神科の薬を飲んだらふわわ~っとなって何となく1~2時間、1~2回寝てるという感じ。いつ頃からそうなったのか……昨年半ば過ぎかなぁ?
 Fitbitのアプリによると3時間未満だと詳しい事はわからないヨ、とのことで一寸残念。そこで、「いびきラボ」というアプリで、いびきから眠りの状態チェックしてみようと。
 ◆いびきラボ - いびき対策アプリ (SnoreLab) - Google Play のアプリ
 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.snorelab.app&hl=ja&gl=US
 無料利用でも1日1回4時間だったかな? 録音ができたと思います。自分は昼寝の回数も多いので課金(月380円)しました。本来はサイドテーブルに置くのがよいそうですが、そんな素敵なテーブルはないので枕元からなるべく離してぐーすかぴ。再生するとすやすやという感じの寝息もあれば、ぐがごぉー!(笑)って感じのいびきもあって。前夫から「お前のいびきもすごいのである」と言われていましたがこれほどまでとは……とほほ、前夫ごめんなさい。
 さてさて。
 1)いびきをかく睡眠もあるが、比較的大人しい睡眠もある。
 2)なかなか4時間以上継続して眠れない。昼寝をどうしてもしてしまう。
 3)ある程度昼寝を我慢しても夕方頃にどうにも眠くて寝床に入って数時間寝てしまう。
 4)幸運にも4時間ほど眠っても、浅い眠り(良い眠り)はあってもレム睡眠の比率はかなり弱いかもしれない。
 そんな事が見えてきました。
 対策としては精神科担当医と相談して眠剤を変えてもらい、自分にあった眠剤に出会うまでゆっくり試していくしかないかもと思います。ですが、糖尿病の薬も飲んでいる為、精神科の薬で服薬可能なものが限られてきているんですね。糖尿病で困る事が食事だけで無く、他科の薬にまで及ぶとは実際に定期服用になるまで分かりませんでした。
 もうひとつは、少しでも元気になること! 体調が良くなって自転車で外出したりできるようになれば、身体が疲れてぐっすり眠れるかなぁって。ヘルパーさんと通院すると身体が疲れはしますが、ヘルパーさんと楽しい時間を過ごせた事で脳内がハッピー状態になっちゃって中々寝付けなくなるんです(苦笑)。それ位、ヘルパーさんは自分にとってとてもとても感謝感激有り難い方々なのです。
 睡眠外来があることは知っていますが、今は精神科担当医と相談するだけでいいかなと思います。担当医から睡眠外来でインフォームドコンセント受けるのも知見が広がっていいと思うヨ、ってことになればまた考えます。

 今月末の精神科診察でレム睡眠について担当医に話を聞いてみようと思います。

世事多事:ウイグル民族問題

 Twitterのpostから+アルファ。備忘録的に。

 そもそもこのpostがどのような話題の中で生まれたのか分からないのですが、個人的に気になったので自分なりの考えを3postしてみました。その3postに付け足し等してこちらに再掲です。
 
 まずは元になった、渡辺輝人氏(@nabeteru1Q78)の該当postを引用します。

渡辺輝人 on Twitter: "思想的にネット右翼でも良いから、「ウイグルがー」を言う人には、さすがに我が国がウイグル難民を受け入れる度量は持っていて欲しい。"

 自分が今朝方した3postに付け足し等したのがこちら。

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 ウイグル民族問題についてのpostを散見した。
 渡辺氏がおっしゃる「我が国がウイグル難民を受け入れる度量は持っていて欲しい。」の難民受け入れ規模は果たして何人位の受け入れを想定しているのだろうか。10人20人受け入れて「はい。お終い」だと考えているのだろうか。
 
 ◆世界最大ロヒンギャ難民キャンプで感染者 「何千人も死ぬ恐れも」 - BBCニュース(2020年5月15日)
  https://www.bbc.com/japanese/52671894
 こちらの記事では「同国コックスバザールの難民キャンプで新型ウイルス感染者が確認されたのはこれが初めて。このキャンプには約100万人のロヒンギャが暮らしている。」という。
 Wikipediaの「日本の市の人口順位」によれば、宮城県仙台市が約108万人(2021年1月1日 )千葉県千葉市が約97万人(2021年1月1日)。政令指定都市の人口と同じほどの規模になる。
 同じくWikipediaの「新疆ウイグル自治区:住民構成表」ではウイグル人は約834万人。この834万人の中でどれ位の人々が難民となることが出来るか不明だが。

 仮に万単位とする。どの都道府県のどの自治体に難民キャンプを置くのか。維持費はどこから捻出するのか。人員、特に通訳と医療スタッフはどこから募るのか。日本だけでは賄いきれないとなれば、国連各国、少なくとも欧米諸国から資金、物資、人員の支援を取り付ける事が出来るのだろうか。そして日本で生まれた2世、3世の「人生のロードマップ」は? 教育の内容は? 就職等は?
 ────現在世界中の国々がCOVID-19対策で予算を始め色々と余裕が無い中で。

 別の視点から見る。

 ◆米国務長官、中国はウイグル族を「集団虐殺」と非難 - BBCニュース (2021年1月20日
 https://www.bbc.com/japanese/55729880
 記事より。「アメリカのマイク・ポンペオ国務長官は19日、中国がウイグル族など主にイスラム教徒を抑圧する中で、ジェノサイド(集団虐殺)を犯したとする声明を発表した。」
 「ポンペオ氏の声明に同意するか問われると、(朝霞注:バイデン氏に国務長官に指名された)ブリンケン氏は「私の判断もそうなる」と答えた。」
 「トランプ政権は先週、新疆ウイグル自治区からの、綿花やトマトを使った製品の輸入を禁止した。同自治区では世界の綿花の20%近くが生産されていると、アメリカは推定している」
 
 ◆中国、ポンペオ前国務長官ら米国人28人に制裁 入国禁止 | ロイター (2021/01/20 )
 https://jp.reuters.com/article/china-usa-sanctions-idJPKBN29P2JT
 記事の中で「中国外務省は21日、中国の内政に干渉したとして、ポンペオ前国務長官を含む28人の米国人に制裁措置を導入したと発表した。」とある。
 
 アメリカでさえ、ここまでなのだ。勿論、バイデン新政権がウイグル族問題について今後どのような動きを見せるかまだハッキリとした所は自分には分からないが。
 そういう訳で自分は以下のように思う。国際世論に訴求しても、「国連安保理常任理事国」の中に中華人民共和国がある限り、勝てないと自分は深く思う。それに……国連憲章敵国条項もある。
 「遺憾砲」とネットでよく言われるが、「遺憾砲」しか出せないのは、この敵国条項の中で「本条1で用いる敵国という語は、第二次世界戦争中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であった国に適用される」という「枷」が第二次世界大戦終結して以来今も日本国についているらかではと個人的に思っている。
 敵国条項が消えない限り、地球の歴史における第二次世界大戦、その「戦後」は終わっていないのではと同時に自分は思う。
 そして中華人民共和国がその条項の撤廃に票を入れるとは自分には思えないのだ……

 清の時代の終わり。「眠れる獅子」と呼ばれていたが、欧州列強や日本帝国に腹肉を食いちぎられ、爪や牙を大砲で吹き飛ばされた。清が滅び中華民国が樹立、そして国共内戦が終わり中華人民共和国の時代になっても、「中華の獅子」はあの時の痛みと屈辱を忘れていないのではと思う。二度と自国の領土と自国の方針を他国に踏みつけられぬぞ、と。それどころか、今度は自分達が他国の腹肉を食いちぎる番だと牙と爪を磨く事に暇が無いように思う。
 
 話は少し変わる。
 自分は小学生の頃から変わり者でイジメられる事が多かった。休み時間に1人でフラッと校舎外に出てひなたぼっこをしたり、図書館で図版棚の間に潜り込んだりしていた。
 流浪。
 身の置き所がなかった日々。
 その後、30代過ぎに母が病没し遺産を巡り兄弟と骨肉の争いになる。実家は処分され消えた。遺品はわずかばかり。
 そして地元を離れていつのまにか20年以上経ってしまった。

 難民の方々の苦しみは自分の苦しみなど足元には及ばないと分かっている。しかし、自分の苦しみ……自分に刻まれた悲しみと怒りを思い、それ以上のものだと想像する事はできる。
 だから、住み慣れた土地を追われ、それどころか先祖から受け継いだ生活習慣や宗教、思想までも奪われることは、生きながら四肢をねじ切られる古い刑罰を受けていると同じではないかと憤りもする。
 そして、その苦しみに嘆く方々によりそい、手を握るだけでもと思いもする。
 そう。自分も「善き人」でありたいと願う。傷ついた人をいたわることが出来る人に。

 しかし、国家間の問題は市井の一市民レベルではどうにもならないのだ。
 動く金が、人の量が、モノの量が違う。最悪、兵器が顔を出しかねない。
 しかも相手、つまり中華人民共和国は日本国のような他国から見れば「お気楽イデオロギー」の国とは違う。全く違う。
 それゆえ、中華人民共和国に関する諸問題は素人の市民による「蟻の一穴」で打破できるほど緩い話ではないと同時に思う。

 「人権キャラ、という表現(https://kaoru-a-03.hatenablog.com/archive/2021/01/04)」で「お気持ち案件」について少し触れた。
 渡辺輝人氏が「お気持ち」として「多くの人々にウイグル族の人々の現状を知って欲しいし、何か出来る事があればしてほしい」というような感じのpostをしたのであれば「ああ、渡辺氏も困窮している労働者同様、困窮している難民を政府や国連が何とかしてあげてほしいよねって思ってるんだなぁ」とナルホドワカルネ、と頷いて終わっただろう。
 しかしそういう流れに感じられない。
 別のpostで渡辺氏は杉原千畝氏の名前を出しているが、杉原千畝氏は「ソ連横断の日数を二〇日、日本滞在三〇日、計五〇日」(Wikipedia杉原千畝:「命のビザ」)と当初算出した通行査証を出されたのであり、日本にユダヤ難民キャンプを作る為に動かれたのではない。
 
 Twitterでアッ、シマッタ! と思って慌てて削除ボタンを押した事は何度もある。大抵は用語の間違いなどだ。
 自分が草の根パソコン通信を始めその後インターネットに接続し始めたた25年以上前はもっとひどかった。あのころはカチンときたら即、腕まくりをして相手を単語の羅列でねじ伏せてやらァ! などと気炎を吐いていた時もあった。それでモメて思いっきり周囲から叩かれ、何度しょげ返ったか。
 その後、ある意味「お気持ち」というか「~だと自分は思う」「個人的に○○ではなかろうか」という、個人的な意見の表明や断定しない言い方に変えてゆき、トラブルを避けるようになっていった。
 ────ぶっちゃければ、トラブル対応に時間を使うよりも、ゲームしたりコミックや本を読んだり、寝転ぶ方が有意義だと自分は思うから。誰かをねじ伏せ、そしてネット上で自分の知名度が上昇するのは楽しく、満足度が高いかと予想する。だが、その為に心から血を流し、脳をグルグル回転させ、誰かの意見を踏みつけるのは……今の自分はやりたくない。それが自分の「お気持ち」だ。

 話を戻すが、ウイグル族問題に限らず他の難民問題も国家間のことなので一市民にはどうにもならない問題だと思う。
 ただただ、局地的であっても武力衝突を起こさず、世界の難民問題が解決していきますようにと祈るしか……自分には出来ない。
 何度も書いたけれど今回も書く。
 「全ての人を救う事は出来ない。全ての人が幸せになることもない。だが、一人でも多く救われ、幸せになるようにと自分は今日も祈る」