小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

管理社会もほどほどに、と。

 PC関係のネタとかそれ以外の気になる技術などについて「ハード・ソフト」というカテゴリをつくってみました。っと。面白い記事などがありましたらその折々に紹介&コメントしようかと思います。
 「ITmedia: ライフスタイル:最愛のワイフや、最高の彼女に、ICタグピストルで撃たれたら……!? (1-3)」という記事がちょっと興味深かったので今日はこれを。記憶素子はどんどん小さくなっていっているようですが、この記事のような使い方さえされてしまうと「アナログ派」とでも言うべき方々はカンカンに怒っちゃうかもしれませんね。携帯電話では、駅の改札を通るとその駅の周辺情報を携帯に送ってくれるとか言うサービスがあったような気がします。それ位ならば、そのサービスを使うか使わないか選ぶことができますが、このようなタグを身体に打ち込まれたり、商品にあらかじめつけられていたりするとメリットもありますが、個人の行動や嗜好などの各種情報を簡単に収集することも出来てしまいますよね。確かに、子供の誘拐などを防ぎたい両親が我が子にこれを使用するという考えはわからないでも無いですけれども。ということで、この技術を便利と取るかプライバシーの侵害と取るか・・・情報化社会はこれからも進んでいきますし。「アナログ時代」を多少なりとも体験している世代には段々ついていけない時代になってきているなぁと思わずにはいられません。個人的には、生活というのはある程度不便だったりするほうがいいと思いますけれどね。便利すぎると何かと知恵をめぐらす能力が落ちるんじゃないかなと感じますから。
 まぁ、保険証や年金手帳、免許証などの身分証明書を一つの記憶素子にまとめちゃって個人単位で管理っていうのには賛成ですけれど。だってめんどくさいんですもの。国民総背番号制はイヤダとかいう話もありますが、年金や健康保険の納める金額がバラバラだったりするっていうのはなんか納得できませんし、こういうシステムをいれちゃってみんな統一しちゃえば、引っ越そうが転職しようが政治家になろうが払い忘れを防止したり、支払い状況を確認しやすいですからね。
 ひとつの技術をどのように使いこなすか・・・・これは昔から色々と問題にされてきていることだとは思いますが、この技術についても今後色々と論議を呼びそうな気がします。