小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

形影相憐:さよなら人間文明

 私が子供だった頃も、今と同じようなケースの事件事故はあったと思いますし、家庭内外の人間の諍いもあったと思うのです。が、ネットが普及して情報が素早く広く伝わるようになり、そういった情報であふれかえってしまうと、今の世の中に対して悲観的になってしまうのは仕方のない事なのでしょうか。昔の人でも失礼な人はいたでしょうし、今でも道徳観をしっかり持ち、礼節を忘れずに行動している人はいるでしょう。けれども、同じような感じで、ネット等はネガティブな面を面白おかしく取り上げ広めているような気もします。分別がそれなりについている人ならば、多少ネガティブなモノを見た所で「ああ、そういうコトもあるわな」とか感じ、スルーできると思いますが、スルーできない人もいるし、火に油を注ぐような行為をする人すら居るように感じる事もしばし。
 そんな時にふと思うのです。「あー、もう人間の文明って終わってもいい頃なのかなぁ」とか。この先って何があるんでしょう。宇宙へ行くことは確かに一つの目標としてあるとは思いますが、宇宙ステーションの建設すら進捗がもうダメダメでやばいっつー感じだし、国連の力が弱いのに宇宙という新たな領土となりうる場所に本格的に進出したら、国同士の争いがスケールアップしそうで頭が痛そうです。いっそのこと文明が衰退しちゃったほうが地球にも優しいような気もしないでもないです。まあ、がんばってもあと40年チョイしか私が生きることがないからこういう事が言えるかもしれないのだけれど。今日生まれた命にとっては、はた迷惑この上ない意見ではありますが。
 けど、宇宙にまで地球のもめ事を持ち出して欲しくないっていうのはあるんですよね。宇宙間通信で「また地球カヨ」「地球イッテヨシ」「地球にひきこもってら」」とか他の惑星の生命が嫌そうに話したりなんてことになったら嫌だなあ。