小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

世事多事:ぶっちゃけ、悪い連中に引っかからないよう気をつけて下さいよ、と。

 いまだにデマが流れてTogetterがにぎわっているわけですが。
 それはさておき、デマ以外に自分が危険だなと思っているのが、困っている人に優しい笑顔で近づいて、折角もらった給付金等をかっさらう連中が出てこないかなと。
 福祉に大変お世話になっている身ゆえ、福祉にお世話になってる人を食い物にしてる連中のことについて耳に入ることもあります。ゆえに、例えば「他の人より早めに給付金をもらえる方法がある。その為にちょっと書類を作らねばならないが、その実費だけ持ってくれないか」とか「必要なモノを代わりに調達してくるので、費用を前払いしてくれないか」とか。もう、かるーくかるーくそういうワルイネタを思いついちゃう訳ですよ。
 他にも、人々が避難した後の街で、自販機がブッ壊されて小銭取られてたり、銀行(気仙沼信用金庫松岩支店)やブランドものを扱う店舗、コンビニのATMが襲われていたりとか…… 確か、三宅島が噴火で島民全員避難の後も同じコトがあったような記憶があります。
 また、避難所でも貴重品の盗難……まるで枕探しってやつかな、そういうのもあるとどこかで読んだ記憶が。
 海外の報道だと「日本ってばこういう大災害があっても略奪ないし」とか報道してるけど、ウソウソウソ。ちゃんと悪いことは起きてる。悪い人間はいつの世でもどこにでも居る。人種とか国とか関係なく。
 警察は、ただでさえ行方不明の方々の捜索や身元確認とかでテンテコマイだし、自衛隊には警察権はないし。自警団は「現行犯逮捕」は出来るけど、過剰にボコったりしないようにしなきゃならないし、結局警察の到着を待たなくてはならないから。結局、自分の身は自分で守らなきゃしょうがない……ってことに。
 上に書いた「昔の小さなコミュニティ」だけれど、小さいからこそ余所者が判別でき、共同体意識はかなりあったのではと想像します。しかし今はボーダレスな感じもありますし(無論、今でも余所者が入りづらいコミュニティはあるでしょうが)、特にボランティアが多数出入りしている中、その中に悪事をたくらむためにやってきている連中がいても判別しづらいというのが現状なのではと。
 こうなるともう疑心暗鬼。腹巻きに貴重品入れてその上から腰帯でもぐるぐる撒いておきたい気分だよね。そして、他人を易々と信じられない。あちらこちらの記者会見、見れば見るだけ混乱。だからマスコミの報道も不安を駆り立てるだけ。ネットの情報は右往左往でデマまき散らすわで……ああもう何を信じればいい? 自分が見たものだけ?
 自分はBPDでもあるので、こういう災害時にはきっとその症状が爆発しそうな気がするんですよね。で、被災地にもBPDなり、こころの病気で悩んでいらっしゃる方も沢山いるかと。そうなると、そう言う人達はちゃんとケアを受けることができているだろうか、トラブルに巻き込まれていないか気になります。無論、普通の方々も
火事場泥棒的な連中に酷い目に遭わされてないとか……もう、沢山沢山。心配。
 兎に角、ただでさえ酷い事になってしまっているのに、騙されたり盗まれたりというような事が起きないよう、心から願っています。