小料理屋さつき

かつて「はてなダイアリー」にあった「小料理屋さつき」をインポートしたもの+細々と。

子宮筋腫の手術・これまでのまとめ

★診察から手術決定まで
 6月の終わり、数ヶ月前から感じていた腹部の違和感に「もしや子宮筋腫じゃなかろうか」ということで、ウツでお世話になっている先生から紹介された総合病院の婦人科に。エコー(超音波)診察で「大きめの筋腫がある」と診断され、より詳しい検査をということでMRIを受けることに。小さな筋腫だとエコー画像でもわかるのですが、ある程度大きいものはかえってうつらないためにMRIを受けないと詳細が分からないとのこと。7月初旬にMRI検査。8センチ強の筋腫が2個、もう一つ小さいものが1個あることが判明。腹腔鏡手術などでは摘出が不可能なため、全身麻酔の開腹手術になるとのこと。また、この時点では筋腫だけを取り除き、子宮や卵巣はそのままにというのが担当医の御意見でしたが、私はウツの話などを簡単にして、「子供産むだけの精神的・経済的余力がないのです。どうか子宮を含めての全摘にしてください」とお願い。担当医はそれならば大切な話でもあるし、旦那をともなってもう一度来てくださいということで再び旦那とともに来院。その時、MRI画像を見て旦那はある程度「子宮全摘しないとまた再発するかもしれないだろう」と感じたらしいけれど、私はまだそのことについては感じず。それはさておき、夫婦ともども子宮全摘ので意見が一致しているということを確認したので、担当医は8月初旬に入院、3つの筋腫、及び子宮全摘(ただしふたつある卵巣のうちひとつを摘出)という段取りを組んでくださる・・・・
★入院準備
 基本的なものは色々ありますが、それ以外に私が「コレがあるとナイス!」と思ったものを列記しました。
  • 弾性ストッキング 術後しばらく寝たきりになるので、「エコノミークラス症候群」と同じような症状になることを防ぐために、普通のストッキングよりも締め付ける力の強いストッキングを履かないとだめなようです。「モデルのあの娘はスリムウォ〜ク♪」でおなじみだったりする商品ですね。ひざ下タイプから、普通のストッキングと同じようなものまで色々あるのですが、看護士さんから「つま先がでているものを」とのことだったのと、やっぱりぐーっと締まるほうがええんちゃうやろか、ということでつま先の開いている、太ももまでのサイズのものを買いました。足元ケアの大御所、ドクターショールのものをドラッグストアで購入。入院前に試しに履いてみたのですが、確かにこれは足がむくんだ時とかに効きますね。イベントや旅行などで疲れた足にグイッときますよ。退院後もちょくちょく使えるので、ちょっと高かったですが、いい買い物でした。
  • 腹帯(ふくたい) 縫合跡を保護するために必要ですね。ドラッグストアでみたところ、2000円以上するものから800円程度のものまでいくつかありました。これは入院の間だけしか使いませんし、余裕をもって退院すれば、ガーゼを傷口のあたりに当てた上でソフトガードルでもよさそうなので、安いやつを1つだけ買いました。ケチンボですから(笑)
  • ウエットティッシュ・介護用体拭きティッシュ やはりウエットティッシュは何かと便利です。普通のティッシュペーパーも必要ですけれど。また、ちょっと身体を拭きたいというときとかには、ウエットティッシュとおなじようなものですけれど、介護用の体拭きとして小さなパックが売っていますのでそれも買いました。保湿成分が入っていますし、お風呂に入れない間、一日1度体拭きタオルをいただけますが、それでもちょっと顔や口周り、わきの下を拭いたりできますしね。あと、トイレにいったときにお尻のあたりを拭いたりできます。ん〜すっきり、っていう感じです。介護用品コーナーはちょっと目を通しておくといいかもしれませんね。
  • ガーゼマスク 病院はとっても乾燥してますので、特に術後水分が取れないときは喉や口、唇が乾燥して辛いです。うがいを頼んでばかりもなんですし、ガーゼマスクにたっぷりの水をふくませて、口がかぶさる程度につけておくとちょっとましです。鼻にかかる部分は折り込んでおきましょう。そうしないと窒息しちゃうですよー(笑)
  • 冷却ジェルシート 一日中寝たきりでいると腰がメチャクチャ痛いです。また、術後かなり熱もあがりますから、私は足に貼るタイプのジェルシートを腰に貼っていました。冷たくて気持ちよかったです。普通のクール湿布でもいいんですけど、冷たい度合いがジェルシートのほうが長続きしますしね。
  • ドーナツ座布団 これもまた腰痛防止。肌の弱い方など、床ずれがすぐ出来てしまうのであらかじめあるといいとおもいます。病棟に置いてある病院もありますがちょっと薄いので、お店でちょっとふかふかなものを買った方がいいかもしれません。
  • シーブリーズ 私はアトピーもすこしあって、すぐ「かゆかゆ」になります。シーブリーズやその類似品とかを持っていくとす〜〜〜〜〜っとしてきもちいいです。特に退院前になると縫合跡がかゆかゆかゆかゆかゆかゆかゆ〜〜〜〜〜! になるので、縫合部分には塗れませんが、その近くに塗ったり、お風呂上りに身体に塗るとすっきりします。でも、そのメンソールのにおいが強烈なので、おとなりのベッドの方が「うぐ? タイガーバーム??」とか不思議に感じちゃりすることがありますが(笑) 最近はスプレーボトルタイプもありますが、ダイソーでスプレーボトルが売ってますし、詰め替えて持って行ったほうがお買い得でしょうね。
  • 先割れスプーン 給食で昔使ったやつですね。お箸・スプーン・フォークの3役をこなしてくれるので便利です。ダイソーで買いましょう(笑)
  • 下着 どんな手術でもそうだと思いますが、ゆったりとしたサイズのものがいいと思います。ショーツは女性なら「おばさんパンツ」とよばれるものですね。恥ずかしいですが、腹帯をさらにしっかり包み込んで安定させてくれます。シャツは、ランニングタイプと普通のTシャツを用意するといいと思います。病院によっては、寝巻きを安価でレンタルしてくれますが、汚れたり汗を沢山かいたりしますから、病気の内容によっては寝巻きをレンタルしたほうがいいと思います。ただ、作務衣のような寝巻きだったりするので、結構胸がはだけちゃったり(笑)しますから、歩けるようになったらTシャツを着るといいですね。また、ブラもスポーツブラなどの締め付けのないものがいいと思います。ちなみに私は退院するときまでノーブラで過ごしました。婦人科病棟だったので、女性だけしかいませんでしたしネ。
  • ちいさなメモ 食事をどれくらい食べれたかとおトイレの回数を必ず聞かれますので、忘れないようにメモをするといいとおもいます。また、私のようにこうやって退院後にちまちまっと思い出したりしながら日記を書くときに助けになりますしね。
  • ヘッドフォン テレビをお隣の方に御迷惑をかけないように楽しむのに必要ですね。イヤフォンだと疲れちゃうという方が多いみたいです。

 その他、ベッドサイドに吊り下げることのできるフックのついた小さなカゴとか、旅行用の小さな洗濯干し、チャックのついた大き目の服を入れたりできる袋など、ダイソーでかなり色々便利商品が売っています。特に吊り下げカゴは便利でした。介護コーナーに置いてあります。どうしても病室の荷物を置くスペースって限られてしまいますからね。